- 1. マルベーク駅の「オリーブの木」
- (コラム)
- ... 抽象的な表現で、民族や人種は明確に分からないが、なかにはスカーフを巻いた女性の顔もあり、興味深い。イスラム教徒の女性がかぶる布、ブルカ(ヘジャブ)のようにも見える。実際に無差別なテロ行為でイスラム教徒も犠牲者になった。 最近、マルベーク駅の改札内に、ファン・イネス氏の新たな作品が加わった。肖像画と同じ筆致で描かれたオリーブの木である。 オリーブは中東から地中海に抜けて広くポピュラーな食物であることは当然のことながら、歴史的にはランプの油としても使われたりと非常に有用な性質から、人間はオリーブにより深い意味合いを見出していた。 ...
- 作成日 2016年08月11日