- 1. ETIAS(エティアス)欧州渡航情報認証制度がベルギー旅行に必要
- (旅の基本)
- ベルギーやヨーロッパへの渡航に関する新しい制度ETIASはご存知ですか? シェンゲン圏への渡航者が、危険な犯罪者でないか事前にチェックして、安全な人だけに渡航のための認証を与える制度です。(European Travel Information and Authorization System >>>LINK 英語ページ) ETIAS制度の背景とメリット この制度は治安維持が主な目的です。記憶に新しいところでは、2015年にパリ同時多発テロ、その翌年にはベルギーでも空港や地下鉄が爆破される痛ましいテロ事件が起きました。 ...
- 作成日 2022年01月31日
- 2. 【コラム】言葉変われば地名も変わる!?
- (語学レッスン)
- ... では、テロ事件が発生した悲劇のマールベークを見てみましょう。MaelbeekとMaalbeekという非常に似た綴りがありますが、どちらがオランダ語でどちらがフランス語かお分かりでしょうか? 答えは微妙! まず両方ともオランダ語です。 Maelbeekが昔ながらのオランダ語の綴りで、Maalbeekが現代オランダ語の綴りです。ただし、フランス語表記では昔のままを残しているので、フランス語の新聞や地下鉄の表記にはMaelbeekが使われます。ややこしい・・・。 ...
- 作成日 2019年09月20日
- 3. 映画「残されし大地」 La Terre Abandonée
- (映画&DVD)
- 映画「残されし大地」La Terre Abandonéeは、日本人の妻を持つジル・ローラン氏の初監督作品。原発事故に苦しむ福島を静かなタッチで描いたドキュメンタリー映画。ローラン氏は完成間近に地下鉄テロ事件で亡くなった。(写真:カメラの後ろに立つのがローラン監督)2016年ブリュッセルの公開は好評のうちに終了。 ●映画紹介 2011年の福島原子力発電所による事故のあと、帰還困難区域として指定された富岡町に独り残り続け、動物の保護活動を続けることで有名になった男性と、傍らに寄り添う寡黙な父。 ...
- 作成日 2016年09月15日
- 4. ポケモンGOとモーレンベーク
- (コラム)
- ... さて、ポケモンGOが気づかせてくれたものは、いくつかある。GPSで実際に自分がいる「物理的な場所」に制限を設けたという点、これはSECOND LIFEが「架空の場所」を使っていたのと対照的だ。アイテムを獲得できる「ポケストップ」により「えぇ、こんなところにチェコ文化センターがあるの?」なんて新しい発見もある。そして、テロ事件で有名になったモーレンベーク地区は道路すら表示されない空白地帯になっていることも分かった。イスラム教の一派がポケモンに聖戦を挑んでいるという。馬鹿げた話だが、実害があるとすれば無視できないのだろう。 ...
- 作成日 2016年09月02日
- 5. ミチルのひとりごと「同性愛」
- (コラム)
- 先日のゲイパレードの想い出。 少し肌寒いが晴れた土曜日、ブリュッセル特有の緩い感じでパレードがはじまった。テロ事件の影響だろう、例年よりは警戒態勢が少しシビアになっており、入り口を少し狭めたり、鞄をチェックするような人々を配置はしているが、まあパレードしている人々と、それを見る見物客との境に引いてあるPOLICEと書かれたテープもあまりに低くて、すぐに跨げるような有様。ノリノリの観光客がパレードに許可なく当日参加していても、まったくバレない。 ...
- 作成日 2016年06月09日
- 6. 地下鉄の検札コントロール
- (コラム)
- ... いそいそと乗り込み、ルイーズ駅で降り、駅のプラットフォームから階段を上がると、なんとそこには、灰色の制服に身を包んだセキュリティ関係の人らしき人たちが、15人ほど物々しい雰囲気で出口の前に立っているではないか。 夜11時を過ぎていたから、普段は人の多いルイーズ駅も、 私たちを含めて数えるくらいしか降りなかった。まさか、またテロ事件でも起こったのではないか! その人たちを見て、何も知らないミチルはドキドキ胸騒ぎ。すると横にいたチルチルが、 ...
- 作成日 2016年02月26日