- 1. トレイン・ワールド
- (キッズお出かけ)
- 初めてベルギーで蒸気機関車が走ったのは1835年、ブリュッセルーメヘレン間でした。それから少しずつ線路を伸ばし、網の目のように国内からヨーロッパへ広がっていきます。 最初は時速20キロほどだったのが、どんどん開発されて速度を上げ、人々は旅に出て世界を広げていきます。19世紀、鉄道は憧れの乗り物でした。 そんな鉄道の歴史を知ることができる博物館トレイン・ワールドがブリュッセルにあります。スカールベーク駅の旧駅舎が博物館に変身しました。 ...
- 作成日 2022年05月24日
- 2. ルーマニア紀行
- (旅行記)
- ... 男とは距離を取り、いったん切符売り場に戻って次の電車はないか聞いてみたが、それも売り切れたということ。単純に車両の数が足りないのではないか。ルーマニア鉄道に憤慨するが、しかたない。車内にこもった熱気を辛抱して通路で立ったままいることにした。 鈍行電車はロマ族のリビングと化しており、コンパートメントのガラス扉越しからは好奇心に満ちたまなざしが私たちに向けられた。ブリュッセルやパリにいるロマ族の女たちは物乞いばかりだが、ルーマニアのロマは全員がそうとは限らないようだ。人口だって62万人いる。北インドを起源とした特殊な流浪の民。 ...
- 作成日 2018年09月13日
- 3. アントワープ中央駅の光と影
- (アントワープ)
- アントワープ観光は、駅に降り立った瞬間に一つのクライマックスを迎える。「世界で最も美しい駅ランキング」の常連であるアントワープ中央駅の豪華絢爛な駅舎が旅人を華やかに歓迎してくれるからだ。 世界で最初に鉄道を敷設して蒸気機関車を走らせたのは産業革命に成功したイギリス(1825年)だが、ヨーロッパ大陸での「初」はフランスでもドイツでもなくベルギー(1835年)であることは、ベルギー人のささやかな自慢の一つである。 ...
- 作成日 2016年08月04日
- 4. 清野 SEINO
- (ブリュッセル)
- ... オーナーシェフの清野稔(せいの・みのる)氏は、北海道出身。辻調理師専門学校を卒業してから小原敬シェフのもとで2年間修行した。1968年にシベリア鉄道で渡仏した小原氏は、日本におけるフランス料理の先駆者といえる存在。現在は東京の大崎に「おはらス レストラン」を構える。「彼の料理はすごい。特に小原さんの赤ワインソースを超えるものには出会ったことがない。厳しく叩き込まれました」と清野さん。 その後、日本のレストラン企業のパリで新店舗(懐石料理)の立ち上げに参画。今のレストラン開業にはそのときの経験も生きている。 ...
- 作成日 2016年05月05日
- 5. ベルギーの公共交通リンク集
- (旅の基本)
- ベルギーの公共交通機関のサイトをまとめました。旅行の計画を立てる際、ストライキなどでダイヤが乱れた際にご活用ください。 公共交通機関のサイト集 【鉄道】 SNCB ベルギー国鉄 http://www.belgianrail.be/ Thalys 国際鉄道タリス https://www.thalys.com Eurostar 国際鉄道ユーロスター ...
- 作成日 2014年12月19日
- 6. リエージュ=ギユマン駅の進化 Gare de Liège-Guillemins
- (ワロン地方)
- ベルギー南部ワロン地方の最重要都市ともいえるリエージュ Liège の駅舎は現代的なデザインで知られます。 リエージュに鉄道が敷設されたのは1838年4月2日。ブリュッセルからリエージュ北西郊外にあるアン Ans という町までが結ばれました。 その後、リエージュの中心部まで鉄道は伸び、ギユマン修道院の跡地に駅が建設されました。1842年に木製で作られた駅舎は、その後1882年、1905年に近代化が図られ、その後1958年にまったく無個性のインターナショナル・スタイルのビルになっていました。それが最終的に2009年9月18日のカラトラヴァ作品へと生まれ変わるのです。 ...
- 作成日 2014年08月20日