- 1. チルチルのひとりごと ワインは誰が注ぐべきか?
- (コラム)
- 日本では、嘆かわしいことに財務省という立派なお役所でセクハラ事件が発生。西洋と東洋の「酒と女」を巡る「酒のつまみ的エッセイ」をお届けします。皆さんのお考えやいかに!? さて、件のニュースで被害にあったのは女性ジャーナリスト。スキャンダルを追いかけ回し、火のないところに煙を無理やり捏造するくらいの業界が隣接する位置にいる相手だというのに、エリート官僚さんも危機意識が希薄だよな〜と、驚いた庶民らは次の瞬間には密かにほくそ笑んでいるのです。常にスキャンダルに飢えていますから。 ...
- 作成日 2018年04月24日
- 2. アントワープ中央駅の光と影
- (アントワープ)
- ... しかし、厳しいノルマを課せられて劣悪な環境で働いたコンゴの奴隷たちの悲劇が世界的に報道され、レオポルド2世は非人道的な植民地政策を批判された。それまで王の個人的な私有地だったコンゴは、しぶしぶながらベルギー国家に譲渡されることになる。 レオポルド2世は歴代のベルギー王のなかでも最も業が深い人物である。晩年はブランシュ・ドラクロワ(Blanche Delacroix)という若い愛人を寵愛し、私生児を2人も生ませている。1909年、スキャンダルにまみれた王は自国民からも批判的な目を向けられながら74歳の生涯を終える。 ...
- 作成日 2016年08月04日