- 1. 現代ベルギー小説アンソロジー『フランダースの声』
- (文学)
- 京都の松籟社さんから「フランダースの声」とシリーズ名を題して現在3冊、フランダース出身の作家の小説が日本語訳で出ている。それとは別に、『フランダースの声』という短編集がある。ローザスの池田扶美代さんが巻頭を飾り、ベルギーの日常と非日常が混交する短編が5つ収められた。内容を簡単に紹介したい。 「グループでスキップ」 アンネリース・ヴェルベーケ (井内千紗・訳) 大人になるとスキップをやめてしまう。そんな小さな発見から発展する小さなドラマである。 ...
- 作成日 2019年01月15日