- 1. 極右政党の若手議員に1年の懲役判決
- (ベルギー)
- 極右政党フラームス・ベラングの元議員ドリース・ファンランゲホーヴェ氏に1年間の刑務所懲役の判決が下った。 このゲント軽罪裁判所の決定を不服として元議員は控訴する構えを見せている。 発端は若者中心の極右団体Schild&Vrienden(盾と友)のリーダーであったファンランゲホーヴェ氏が、ネットのフォーラムで人種差別的、ユダヤ人蔑視のメッセージを仲間と交信しているという2018年のテレビ報道である。仲間内の非公開の場の書き込みが罪に問われるのか今後の争点になるだろう。 ...
- 作成日 2024年04月08日
- 2. パレスチナ支援の大規模デモ行進がブリュッセルで開催される
- (ベルギー)
- ... ブリュッセルのデモは全体的に平和的に進み、イスラエルの軍事行動に対する批判はあれど、ユダヤ人に対する人種差別的表現は見受けられなかった。ミディ駅のスピーチ会場には、ベルギー・ユダヤ人進歩主義者連合のメンバーも参加し、ユダヤ人のなかにも軍事侵攻は望ましくないと考えている人はいると発言した。 戦争が続き、死者と怪我人が増大するなか、ユダヤ人が悪であるという人種差別的な考え方が拡散する傾向にある。今回のデモではそういった暴力的な言動は避けられ、イスラエル政府とユダヤ民族を切り離して語ろうとする努力が見られた。 ...
- 作成日 2023年12月13日
- 3. 聖ニコラがベルギーにやってくる
- (イベント)
- ... ゲルマン気質が発揮されたのか、黒いピートはお利口な良い子にはプレゼントを渡し、悪い子は麻布に入れて船でスペインに連れ去ってしまうという厳しい物語設定が追加されてしまいます。親の心情の発露でしょうか、「あんた、悪いことばっかりやっていると黒いピートに誘拐されるわよ!」というのですから穏やかではありません。 オランダでは、「黒人に対するステレオタイプを植えつける人種差別である」と人権団体が糾弾して、イベントなどでも黒いピートは登場しないケースも増えてきました。 ...
- 作成日 2014年11月22日