- 1. 聖血礼拝堂 Heilig Bloedbasiliek
- (ブリュージュ)
- ブルフ広場にある聖血礼拝堂は、12世紀にフランダース伯爵家のチャペルとして建てられたもので、十字軍に参加したティエリー・ダルザス Thierry d'Alsace(蘭:Diederik van de Elzas)が、東方からキリストの聖なる血を持ち帰ったことに由来する教会。 Photo: Ad Meskens ティエリーは二回目となる十字軍遠征の際、聖地でキリストの血を聖遺物として手にします。ティエリーの2番目の妻は、エルサレム王であったボードワン3世(アンジュー伯)の姉シビーユであり、その縁があり義理の弟から聖なる血を受け取ったと口承伝説にあります。(上掲写真はティエリーとシビーユ) ...
- 作成日 2014年12月30日
- 2. 鐘楼 Belfort van Brugge
- (ブリュージュ)
- 高さ83メートルの「時計台」であるブリュージュの鐘楼は、頂上まで366段。体力に自信のある人だけが絶景パノラマを堪能できます。 元来、この場所にはマーケット・ホールがあり、そこに1240年頃、木製の鐘楼が建てられます。1280年に火災が発生し焼失、その後毛織物産業や貿易で蓄えた富を背景にして大規模な鐘楼の建設が開始されます。八角形の塔の先端部分は1483年から87年の間に付け加えられ、ほぼ現在の姿になりました。 ...
- 作成日 2014年12月30日
- 3. 西フランダース州庁舎 Provinciaal Hof
- (ブリュージュ)
- ブリュージュのマルクト広場でひときわ立派な建物はフランダース州庁舎です。破壊や火災によって何度か立て替えられ、1920年にネオゴシック様式の現在の建物として完成しました。 しかし約700年前は、今とはまったく違う風景だったはずです。というのも、昔のブリュージュは港町であり、街なかまで船で入ってこれていたのです。現在の州庁舎も、ブリュージュ港の物流センターとして1294年に建てられた建物を起源とします。 ...
- 作成日 2014年12月30日
- 4. マルクト広場 Markt
- (ブリュージュ)
- ブリュージュのマルクト広場は、ブリュッセルのグランプラスにもひけをとらない美しさと開放感のある場所です。主な見所を簡単にご紹介しましょう。 一番目立つのは、ブリュージュに近くなると電車の窓からも見える鐘楼 Belfort でしょう。ブリュージュのランドマーク的存在です。 また、ひときわ立派なネオゴシック様式の建物は、破壊や火災によって何度か立て替えられ、1920年に最後の部分が完成したものです。隣にある郵便局も、同じ時期に再建されたものです。 ...
- 作成日 2014年12月30日