- 1. 12.8%の子供が貧困に苦しむベルギー
- (ベルギー)
- ... 具体的には、サイズのあった靴が二足、十分な質量の野菜と果物、誕生日を祝うこと、一年に一週間のバカンス、インターネットのアクセス、家の暖房などだ。そのうち3つ以上の基準をクリアーしていないと、その子供は貧困家庭にいると見なされる。 統計局によるとベルギー全体では12.8%の子供が物質的に満たされない生活を余儀なくされている。これには地域差も見逃せない。 比較的裕福なフランダース地方では8.5%、貧困家庭が多いワロン地方では17.3%、ブシュッセル首都圏ではなんと21%もの児童が困難な生活を送っている。 ...
- 作成日 2023年10月31日
- 2. ミチルのひとりごと 仕事と子育てを両立させるお父さん
- (コラム)
- ウクライナの大統領ゼレンスキー氏が、さらなる支援を要請するため、英国、フランスに続き、EU本部のあるベルギーを訪問した日の朝、ブリュッセルの気温は、氷点下一度の寒さだった。 午前7時半頃、アパートの自宅を出ようと私がドアを開けると、玄関ホールから大きな子供の叫び声が聞こえてきた。 なんだろうと思いながら、階段を降りて行くと、自転車を押した40代くらいの男性と7歳くらいの男の子が建物入口のロビーにいる。彼らは同じアパートの住人で、時々顔を合わせる親子だ。 ...
- 作成日 2023年03月02日
- 3. 【コラム】言葉変われば地名も変わる!?
- (語学レッスン)
- ... ところで、最近、仲間内の誕生日パーティーで会ったドイツ人の友人が、年末に一緒にスキーに行かないかと聞いてきました。行く先はチロル地方。オーストリア、スイス、イタリアにまたがる風光明媚な山岳地帯。彼が懇意にしている宿があり、1週間ほどのんびりすごすという。 「その村の名前はドイツ語だとRidnaunで、イタリア語だとRidannaだ。言語によって綴りが違うんだ。まあ、ベルギーじゃあ、よくある話だから驚かないだろうが」 ...
- 作成日 2019年09月20日
- 4. チルチルのひとりごと ドイツのバター
- (コラム)
- バター大好き人間の私にとって、静かな衝撃を受けた今回のドイツ旅行。改めて食文化の差を感じたトリアーへの週末小旅行での発見を書き残す。 親しいドイツ人の友人アクセルの誕生日に、ドイツのトリアーという街に行くことになった。ベルギーのブリュッセルからだと、リエージュとルクセンブルクの先にある国境を越えてすぐのところ。 友人とその家族に合流する前に、比較的近くの山城であるエルツ城を見学することにした。 ...
- 作成日 2018年04月21日
- 5. 復興コンサート・レビュー2018
- (コラム)
- ... ちなみに、写真を撮ってくれたTe-Pei Lin君も堀米門下のバイオリニスト。音楽家の呼吸を理解して撮影する彼の写真には独特の詩情があります。彼には感謝の念を込めて、ANAのチケットが当たる(かもしれない)トンボラ・クジを進呈しました。今回は台湾出身の彼のために88番を用意したのですが、残念ながら当たらず。見事当選の114番を選んだ女性は、それが「お父さんの誕生日1月14日だから」という理由だったらしいです。人生、そんな奇遇な出来事に満ちていますね。 ...
- 作成日 2018年03月14日
- 6. ル・グランド・ジョジョ Le Grand Jojo
- (音楽)
- ... 最近でかけていった誕生日パーティーで、あるベルギー人の青年が語ったのが、意外に頭にひっかかっているので、書き残しておきたい。20代、30代前半くらいの若い人が多く、ビールやワインやマルティニークのラム酒を飲みながらダラダラ話をしていると、意外にフランス人が多くてベルギー人が少数派というのが分かった。 「フランス人とベルギー人は、どこがどう違うの?」と、無責任に訊いてみた。 「それはね・・・」とベルギー人青年が話し出すと、すかさずフランス人女子たちが「おっとっと、あなた気をつけなさいよ!」とツッコミを入れる。 ...
- 作成日 2017年07月22日
- 7. ミチルのひとりごと クレープ屋さん
- (コラム)
- ... 彼らが、わいわいと楽しそうに歓談している中、次々と運ばれてくるスウィーツを美味しそうと見ていると、最後に来たのが、リンゴとクリームがたくさんのっている、ワッフル。そして其のワッフルの上には、とても小さなピンク色の一本の火のついたロウソクが。 そう、誕生日のワッフルだったのです。グループのみんなが彼女のために、其の国の誕生日を祝う歌を歌い始めました。歌が終わると、ミチルも含めた、他のテーブルのみんなもおめでとうの拍手。彼女の隣に座っていた男性が、フランス語で、他のお客さんにも聞こえるように、わざと、「キミも、もう30歳になったなんてね。」と言ってみんなを笑わせていました。誕生日を迎えた、50歳くらいの女性は、うれし涙を拭いていました。 ...
- 作成日 2015年03月29日
- 8. ブラッスリー・ジョルジュ Les Brasserie Georges
- (ブリュッセル)
- 狭い店内でワイワイするパリ・スタイルのお店。年中無休。 誕生日ディナーに行くと、お店の男性陣が大きな声でハッピーバースデーを歌ってくれて、盛り上がる。電気の明かりを消して、花火のついたデザートを持ってきてくれる。予約時に依頼しよう。 Avenue Winston Churchill 259, 1180 Uccle +32 2 347 21 00 サイト
- 作成日 2014年08月22日
- 9. パティスリー・デュコビュ Marc Ducobu
- (スウィーツ)
- 世界の一流パティシエで結成するルレ・デセールのメンバーのマルク・デュコビュは、ベルギー初代チョコレート大使でもあり、今やベルギーパティシエ界を引っ張る中堅のトップである。高級住宅地で知られるワーテルローに店を持つ。 そのデュコビュ氏に、日本人が大好きなロールケーキを作ってもらった。ベルギーでは、大勢の家族が集まる日曜日や誕生日などに登場するというロールケーキ。ルレ・デセール流は、生クリームだけでなくカスタードクリームも加えて味に深みをだし、フランボワーズのクーリや柔らかいだけのロールケーキにカリカリ感を加えるなど工夫がいっぱい。流れるような手さばきを御覧ください。(文・宮崎真紀/ボナペティ) ...
- 作成日 2014年08月04日
- 10. このサイトのグルメ情報について
- (グルメ)
- ... しかし、私はこうも考えるのです。「やっぱり家庭の味が一番」。日本人なら、ご飯とお味噌汁と焼き魚にお漬け物。食後に日本茶が一番のご馳走なんじゃないかなと。長い海外旅行から帰ってきて、一番嬉しいのは家で食べるお茶漬けだったりしませんか? あまりに普通すぎてご馳走だと感じられないかもしれませんが、家庭の味が究極的には一番のような気がします。 では、ヨーロッパ人の「一番」は何かというと、「仲間との食事」なんじゃないかと思うことがあります。自分の誕生日に必ず同じタイ料理のお店を予約して友達をたくさん呼ぶフランス人女性を知っています。決して味が美味しいわけではない安いお店ですが、彼女はそこでお店の人たちと家族のように振る舞っています。親友のギリシャ人はギリシャ料理の高級店のオーナーが鼻持ちならないと、そこには行きません。彼のお気に入りは、古くからの友達が経営する郊外にある普通のギリシャ料理屋です。値段の問題ではなくて、気心知れた仲間とワイワイと楽しむのが目的で、ビジネス使用でもなければ味の優先度は3番目くらいでしょうか。 ...
- 作成日 2014年07月10日
- 11. MIRAI.asbl 震災遺児をベルギーに
- (コラム)
- ... Q 特に「子ども」をテーマにしたのは、ご自身が母親ということが影響していますか? 私は元々、もう一人女の子がいたんですが、産まれたときからの難病で、5歳の誕生日の前に亡くなってしまったんです。ですから、私自身も喪失体験があります。もちろん、状況は逆なんですけどね。被災地の子どもたちは親を亡くして、私は子どもを亡くしている。でも、喪失体験のある人間は、同じ体験をした人の気持ちは痛いほど分かるんです。私はその女の子を若いときに産んだので、なおのこと気持ちの寄りどころだったという感じもあったんです。 ...
- 作成日 2014年05月15日
- 12. ヴィタメール Wittamer
- (チョコレート)
- ... ところで、日本人は生クリーム系がお好きなようですが、お試し頂きたいのが当店の定番サンバ(samba、写真上)です。ルレ・デセールの研修セミナーで、チョコレートを使った作品を皆が作り、私のサンバが1位になりました。自信作です。日本でも召し上がって頂けます。 ~1999年12月、フィリップ殿下のご成婚ではウェディングケーキを製作~ 幅2メートル、高さ1メートル75センチのケーキでした。形や飾り、サイズなどの最終的な返事を王室からもらったのが、ご成婚の数日前という慌ただしさでした。当店はパン屋なので定休日がありません。また誕生日や祝い事のケーキの注文が後を絶ちません。そんななか、全員が寝る暇もなくご用意いたしました。更にそのケーキを、ご招待された王侯貴族や外交官の方々の間を縫って、お見せして廻るという大役も果たしました。「シェフ、ありがとう」という王様のお言葉も頂きました。 ...
- 作成日 2012年11月09日
- 13. イエス・キリストの昇天祭をポンして楽しむベルギー人
- (イベント)
- キリストの昇天祭はベルギーの祝日。でもなぜお休みなの?その理由、ご存知でしょうか? 新約聖書を紐解くと、「使徒言行録」の冒頭、第1章に、復活したイエス・キリストが、使徒たちと40日間を共にした後、彼らの目の前で昇天する姿が描かれています。 (上の絵は「ベリー公のいとも美しき時祷書」部分拡大) イエスのお誕生日であるクリスマスは、もちろん、皆さんもご存じの通り、世界中で知らない人を見つけることが難しいほど有名な日です。 ...
- 作成日 2020年05月19日
- 14. 【祝日】聖霊降臨・ペンテコステとは?
- (イベント)
- ... それは、イエス・キリストの死後、聖母マリアや、ペトロを中心に120名ほどの信者たちが集まって祈りを捧げている中、それぞれの元に、突然天から聖霊が降りてきて満たされたというものです。 これをきっかけにその同日、3000人近くが洗礼を受けたとされ、そのため教会の誕生日とも考えられており、キリスト教徒たちが、この出来事を祝福して、ペンテコステが祝日となったと言われています。 そして、他の多くのヨーロッパ諸国と同じように、ベルギーでも、ペンテコステの翌日の月曜日は、祝日になっているので、今年は6月1日(月)がお休みということになります。 ...
- 作成日 2019年06月06日
- 15. 聖霊降臨 ペンテコステ
- (イベント)
- ... 毎年、ペンテコステは、イースターの日から数えて、50日、7週目の日曜日となります。 聖霊降臨のエピソード ペンテコステは、日本語で聖霊降臨と呼ばれていて、 新約聖書の「使徒言行録」にその由来となった、エピソードが描かれています。 それは、イエス・キリストの死後、聖母マリアや、ペトロを中心に120名ほどの信者たちが集まって祈りを捧げている中、それぞれの元に、突然天から聖霊が降りてきて満たされたというものです。これをきっかけにその同日、3000人近くが洗礼を受けたとされ、そのため教会の誕生日とも考えられており、キリスト教徒たちが、この出来事を祝福して、ペンテコステが祝日となったと言われています。 ...
- 作成日 2019年06月06日