フラワーカーペット Flowercarpet

国交樹立150周年のメモリアルイヤーである2016年のテーマは以前から「日本」に関連したものと決まっていました。2016年の「日本をモチーフにしたデザイン」は、日本人女性のデザイナー鈴木不二絵さんが手がけたものです。

四隅はお約束のブリュッセルの花「アイリス」と、「大天使ミカエル」のマーク。

歴史

フラワーカーペットといえばブリュッセルが有名ですが、実はここが元祖というわけではありません。フランダースのいくつかの街で開催されていたものをブリュッセルでも実施したという経緯があります。

この特別な花のフェスティバルを創り出してきた立役者が、ゾッテヒェム Zottegem 出身のストーテマス氏。(Et. Stautemas)彼はゲント園芸大学の出身で50年代初期からベゴニアを使ったフラワーカーペットの制作をしていました。(クノッケ・オーデナールデ、シント=ニクラース、リールなど)時にはブリュッセルの作品よりも大きいものもあります。73年にはゲントのシント=ピーテルス広場で164x42メートルの巨大作品にも挑戦しました。

依頼を受けて他のヨーロッパの都市やアメリカなどでもフラワーカーペットを作ってきたストーテマス氏ですが、「ブリュッセルのグランプラスの歴史的な環境は、他のどの場所よりもより美しく、際立って特徴的で他とは比べものにならないほど素晴らしい」と述べています。残念ながら彼は1998年に亡くなり、その弟子たちが伝統と精神を引き継いでいます。

実際の制作に際しては、1年前からプランが立てられ、毎回変わるテーマを表すデザイン、使用する花の種類と数、その配置を綿密に決めていきます。多くはベゴニアが使われます。非常に色鮮やかでバラエティーに富み、悪天候でも花が長持ちするからです。ベゴニア自体は西インド諸島原産ですが、1860年からゲントで大々的に栽培され、その8割はオランダ、フランス、アメリカなどに輸出されます。ベルギーはベゴニアの大生産国なのです。

サイズは75×24メートル。100人ほどのボランティアが約60万のベゴニアを8時間かけて敷き詰める作業もなかなかの見物。

グランプラスにひときわ高くそびえる白い建物がブリュッセルの市庁舎です。そのバルコニーから見下ろすと模様がはっきりと見えます。初日12日は午後13時から18時まで。それから13日から15日までは10から22時までアクセスできます。 

市庁舎のバルコニー(2016年)5ユーロ/10歳以下は無料

8月12日 13時〜18時
8月13日〜15日 10時〜22時

光と音のショー

8月12日 22時から

公式サイト
http://www.flowercarpet.be/

グランプラスの現在情況はウェブカメラでチェック!
http://www.bruxelles.be/artdet.cfm?id=4664&highlight=camera

2016年の写真(Facebookアルバム)
https://www.facebook.com/AoitoriBE/photos/?tab=album&album_id=1185889578099047

デザイナー鈴木不二絵インタビュー「グランプラスの花鳥風月は大きな幸せの集合体」
http://www.aoitori.be/news/belgium/669-fujie_suzuki.html