薬局協会によると、ロシアのウクライナ侵攻から4日後までに約3万人以上のベルギー人が無料のヨウ素錠剤を薬局にもらいに行ったという。
プーチン大統領によるロシアの核兵器の使用をちらつかせる発言により、この動きはさらにエスカレートしている。
万が一被爆した場合、適切なタイミングでヨウ素剤を服用していれば、放射性ヨウ素が甲状腺に集中することを防ぎ、被曝によって発生する甲状腺癌を減らす可能性が高まる。
18歳未満の若年者に対して効果が高く、40歳以上であれば効果は期待できないとWHOは年齢基準を示している。ただし、不用意に摂取をすると健康に悪影響があるのでご注意を。