ベルギーの外務大臣ソフィー・ウィルメスが3月29日午後、21人のロシア人外交官をベルギーから強制退去させると発表した。
ブリュッセルにあるロシア大使館、およびアントワープの領事館に所属する外交官たちが、スパイ活動やベルギー国内で深刻な悪影響を及ぼす危険性があると見なし、ベルギー連邦政府が判断した。
該当する外交官たちは15日以内にベルギー国外に退去しなければならない。
また、今回の決定は隣国オランダと共同で行われたもので、オランダ側では17人のロシア人外交官が国外退去となる。
なお、これによりロシア大使館や領事館の業務が閉鎖されることはない。
29.mar.2022