三回目のワクチン接種についてベルギーの方針は?

三回目のワクチン接種についてベルギーの方針は?

いわゆる「ブースター接種」と呼ばれる3回目のワクチン接種について、ベルギー当局が方針を発表している。

結論から言うと、ベルギーでは免疫機能に問題がある人に限って3回目のワクチン接種が行われる。

昨今、ワクチン自体の効き目が弱くなる、新しい変異種が発生しワクチンを回避するなどの事態に対応するため、3回目のワクチン接種を行うことが世界各国で議論されている。

ただし、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、世界各国の所得格差により、ワクチン接種ができない地域が出ることを懸念して、先進国が3回目の接種をするのは、できるだけ延期するように求めている。

そんななか、ベルギーの各地域政府の保健担当大臣たちの出した方針は、12歳以上の免疫に問題がある人々に限定して、ファイザーもしくはモデルナのワクチンを接種してもらうというものである。

具体的には、先天性免疫疾患の患者、慢性透析の治療を受けている人、(クローン病や関節リュウマチなどで)免疫抑制薬を服用している炎症性疾患の患者、ガン患者または3年以内にガン闘病をした患者、幹細胞または臓器の移植を受けた患者、ここには手術前の者も含む、そしてCD4リンパ球数が200/mm3以下のHIV患者などが対象である。

ベルギー国内で対象は35万から40万人という規模になる。対象者には9月13日以降、通知が送られる。

これら健康に問題を抱えた患者以外に、今後は高齢者も3回目のワクチン接種が必要か、さらなる検討が重ねられることになる。

11.sep.2021

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