ナインゴランが選出外。マルティネス監督は規律を重んじたか?

ラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)が2018年サッカー・ワールドカップ・ロシア大会のベルギー代表チームから外れた。アントワープ出身だが、父親がインドネシアのバタック族で、アジアの風貌とモヒカン、タトゥーが目を引く人物。

現在、イタリアのセリエAのASローマに所属するミッドフィールダーで、大きな大会でも攻守に活躍する世界レベルのトップ・プレイヤーであるため、落選の知らせに落胆し代表監督ロベルト・マルティネスを非難する声が高まっている。

ナインゴランはベルギーでは「忍者」の異名を持ち、相手からボールを奪う強烈なタックル、中盤からの正確なパス、自身もミドルシュートで得点できる高い能力で人気の選手。

ただし、練習の遅刻する、プライベートで喫煙をしている動画をSNSでアップするなど、規律面での問題があった。「自分らしくいる」、「代表で戦うのは非常にストレスがかかるので、息抜きは必要」など、本人は自分のスタイルを貫く姿勢を見せていたが、マルティネス監督とは軋轢を生んでいた。

前任のウィルモッツ監督は喫煙を容認していたが、マルティネス時代には受け入れられないようだ。ただし、記者会見でマルティネス監督は「戦術上の理由で」ナインゴランを招集しない決定をしたと、そっけなく答えるにとどめた。

規律のために「問題児」のスターを切り捨てたベルギー代表。その結果は吉と出るか、凶と出るか・・・。

22.may.2018