ロメル・ルカク Romelu Lukaku 貧困から栄光へ

ロメル・ルカク(Romelu Lukaku)は、ベルギー・チームの巨漢ストライカー。高い身長、強靭な体を活かしたヘディング、ポストプレー、安定した決定力が魅力。

代表では背番号9番。1993年5月13日、ベルギー北部のアントワープ生まれ。コンゴ系で、オランダ語を主に話すが、フランス語、英語も流暢に操る。身長190センチ。愛称はビッグ・ロム(Big Rom)。

ベルギー国内リーグで経験を積んだ後、イギリスに渡る。チェルシー、エヴァートンを経て強豪マンチェスター・ユナイテッドに2017年移籍。

6歳の子供の頃に、家にお金がないことを痛烈に感じる「事件」があった。母親が牛乳に水を入れているところを目撃。そう、ルカク家の台所は火の車だったのだ。そのころプロのサッカープレイヤーだった父親のキャリアは終わり、収入がない状態になった。早く自分も稼がないといけないと、ロメル少年は決心した。

ゴール集を見て分かるのは、他のゴールゲッターのように、ペナルティーをもらおうとしてゴール前でわざと大げさに倒れることはしないということだ。彼にその必要はない。

ディフェンダーやキーパーがぶつかってくるのを体で受け止め、冷静にシュートコースが見えるまでボールを運び、確実に得点を決めていく。

トップスピードにのったときの勢いは誰にも止められず、またゴール前での巨体を活かした競り合い、高い身長を活かしたヘディングも強力な武器だ。

ペナルティーエリア内でボールをもたせると、彼を止めるすべはない。ルカクにボールが渡る前にカットする、孤立させるのが活躍させないための対応策だ。しかし、空中戦にも強く、ディフェンダーを背負いつつターンして強烈なシュートを撃つなど、状況を打開する技術にも長けたプレイヤーである。