サッカーW杯2018ベルギー代表 イングランド戦

お互いに優勝候補の一角であるベルギー対イングランドの対戦。

しかし、2つのチームどちらとも、すでにG組のグループ戦でトーナメントへの進出を決めているなかで、「2位通過するほうが有利」という不条理な議論が飛び交うなかでの対戦だった。ハイライトをご紹介。

両国とも試合前から「2位通過のほうがトーナメントの最初に強豪チームとあたらないので有利」という意見が支配的で、イングランドは攻撃のエース選手ハリー・ケインをベンチに下げるなど、絶対に勝つという布陣では望まなかった。

一方のベルギーはさらに極端な戦術をとった。「二軍」と言って語弊があれば申しわけないが、主力スタメンをほぼ全員ベンチに残して、控え選手を投入してきた。ゴールキーパーのクルトワと、中盤のフェライニ以外は、代表での出場機会が少ない選手ばかりだ。マルティネス監督は「今回は勝つことが大切なわけではない試合だ」と述べていた。

若い選手が多いため、ベルギーはフレッシュな躍動感のある試合の様相を見せた。しかし、激しいぶつかり合いは避け、次に向けた練習、消化試合という雰囲気も漂うピッチ。

最後は右サイドから華麗なフェイントを見せたアドナン・ヤヌザイが左足一閃。軽くカーブを描いたボールはイギリスのゴールキーパーの伸ばした手をすりぬけネットへ。ベルギーのコメンテーターは、「フットサルでよく使うテクニック」と評した。

1対0でベルギーがイングランドを下し、Gグループ首位で通過。次の相手はH組2位通過の日本。

Hiroyuki YamamotoReporter
ブリュッセル在住。青い鳥編集長。ベルギーの政治経済ニュースを現地から発信。多文化国家にして欧州の中心という特殊な状況を読み解き伝える。

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