3月5日のベルギー政府の協調委員会では、コロナ対策の緩和方針が発表された。
先週は入院患者の増加など不安要素があったために、決定を先送りにした格好だが、大きな第三波にはならないと判断し、慎重ながらも緩和に向けた方針が決定された。
主に野外での集まりや、若年層の活動について、緩和が行われる。
3月8日(月曜)から
・野外での集会は、距離を保ちつつ最大10人まで(これまでは4人だった)
・葬儀は最大50人まで。(ただし10平方米につき1人)
3月15日(月曜)から
・初等、中等教育で校外授業、遠足などが可能になる。
4月から【追記 3月19日:延期決定されました。4月からの緩和実施は先になります】
・野外でのスポーツ、文化イベントの緩和。
・遊園地が再開。
・イースター休暇後は、初等・中等教育の生徒は通常登校。
5月から
飲食、文化、宗教、スポーツなど社会活動における緩和が開始される予定。
(コロナ状況が改善されれば、レストランの条件付き再開の可能性もある)
次回の協調委員会は3月26日。
その際、現在の非エッセンシャルな旅行の禁止(4月18日までの予定)が見直される予定。
欧州委員会からの要請もあり、ベルギーでの移動の自由が拡大される可能性が高い。
【3月24日追記:26日に予定されていた協調委員会が前倒しで開催され、感染拡大の数値を受けてソフト・ロックダウンに方針転換】
24日に発表された内容はこちらのリンクから。
https://www.aoitori.be/news/belgium/soft-lockdown-24march.html
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