3月7日からベルギーではCovid Safe Ticketの提示義務がなくなり、マスク着用もほぼ必要ではなくなる。
ベルギー政府のコロナ対策協調委員会は3月4日、バロメーターをオレンジ色から黄色に変える決定を下した。
これにより、レストランで食事をするときやイベントに参加する場合に提示する義務があったCSTは使わなくてよくなる。ワクチンを拒否したり、接種できなかった人々にとっては、活動の幅が広がることになる。
また、マスク着用は公共交通機関と医療機関でのみ義務となり、その他の場所では不要となる。
ただし、義務ではないものの、顧客と接近して働く仕事の人々には、マスク着用は「推奨」される。また、健康に不安がある人にもマスクが推奨されている。
渡航者追跡フォーム(Passenger Locator Form)の義務も、3月11日からは欧州連合のホワイトリストに入っていない第三国からの渡航者に限定して適用される。
ベルギーに入国する渡航者は、ワクチン、PCR検査、回復などの証明があれば、テストや隔離の必要がなくなる。日本からベルギーに旅行するのも、これで容易になる。
テレワークも「推奨」にとどまるので、企業活動も以前のようにオフィス勤務が可能となる。