ソフィー・ウィルメス首相が発表した新型コロナウイルス対策

ソフィー・ウィルメス首相が発表した新型コロナウイルス対策

ソフィー・ウィルメス首相をはじめ関係閣僚と地方政府の代表が集まり、国家安全保障委員会で、新型コロナウイルスの対策強化策が発表された。(3月17日)

首相がまとめた対策の概要を以下に紹介する。

 

【期間】2020年3月18日(水曜)正午〜2020年4月5日(日曜)

 

【市民が守るべき事項】
家族近親者以外との接触を最大限避けるために、自宅にとどまっておくこと。

・出勤する場合はその限りではない

・必要不可欠な移動はその限りではない(病院、食料品店、郵便局、銀行、薬局、ガソリンスタンド、助けを必要としている人のところに行くなど)

・野外で体を動かすことは許可され、奨励もされる。同居している家族のメンバーや友人一人までなら同行してもいい。同居している家族と一緒の外出は許可される。各個人間に適切な距離をとることが重要である。

・集会は許可されない。

 

【企業が守るべき事項】
規模によらず、可能な限り例外なくテレワークを行うこと。

・テレワークが可能でない場合、人と人の間の距離を保つ措置は細かく遵守されるべきである。この規約は、仕事中と同様に移動中も雇用主によって保証されるべきである。この義務が尊重できない場合は、閉鎖しなければならない。

・人と人との間の距離を保つ措置が企業によって遵守されていないと当局が認めた場合、まず企業は重い罰金を課せられ、その制裁以降も遵守できない場合は閉鎖の措置が取られる。

・これらの措置は重要な部門や必要不可欠なサービスには適応されない。そうした事業者は、人と人との間の距離を保つ規則を可能な限りの手段で遵守するよう注意しなければならない。

 

【店舗について】
商業店、必要不可欠な物資を扱わない商業施設は閉鎖される。例外は食料品店、薬局、動物の食品店、本屋である。

・大型店は規制の対象となり、顧客のアクセスする数を制限する。(10平方メートルにつき1人かつ最大30分の滞在時間)

・カフェ(喫茶店)は、テラス家具を屋内に取り込まなければならない

・ナイトショップは22時まで開店可能。しかし、人と人との間の距離を保つ規則を遵守しなければならない。

・美容室に関しては、サロンにつき1人の顧客が一度に許可される。

 

【公共交通】
人と人との間の距離を保つよう運営されなければならない。

 

【ベルギー国外への旅行】
必要不可欠と認められるもの以外は4月5日まで禁止。

 

【野外マーケットは閉鎖】
食品の屋台は必要不可欠な場所でしか許可されない。

 


ベルギー政府のコロナ情報サイト
https://www.infocoronavirus.be/fr/

市民の質問に応える電話番号
0800.14.689 (8h-20h)


ソフィー・ウィルメスの発表(リンク)

Hiroyuki YamamotoReporter
ブリュッセル在住。青い鳥編集長。ベルギーの政治経済ニュースを現地から発信。多文化国家にして欧州の中心という特殊な状況を読み解き伝える。

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