Covid Safe Ticket(略称CST)が、11月からベルギー全土に拡大された。
人が集まる公共施設や、病院など医療施設、日常生活で立ち寄るレストランやカフェなどの入り口で、CSTの掲示が求められることになった。
多くの人は携帯スマホのアプリケーションで、ワクチンの接種記録、治療歴、陰性のテスト結果をQRコードで確認することができる。紙に印刷されたものを所有する人もいる。
ベルギーでは、屋内では200人、屋外では400人以上の規模で開催されるイベントでもCSTは使用される。ただし、この人数は国全体の基準であり、地域レベルではさらに厳しい「しきい値」を設けることができる。ブリュッセルでは屋内50人、屋外200人という制限になった。
他人のCSTを借りて利用するなど、不正行為に対しては個人は50〜500ユーロの罰金、施設側は50〜2500ユーロの罰金が課せられる。
厳密な運営をする場所では、IDカードとのダブルチェックも行われている例もある。
1.nov.2021