冬時間のはじまり。時計を1時間遅らせて

冬時間のはじまり。時計を1時間遅らせて

10月の最終日曜日は、サマータイムが終了で冬時間になります。時計の針を1時間、戻しましょう。

これにより、日本との時差は8時間となります。

冬時間というのは、具体的には10月最終日曜日に午前3時が午前2時になります

つまり2022年は10月30日です。

時間を間違えたりしないように、前日、つまり10月29日(土曜)の就寝前に、家にある時計の針を全部1時間戻すという儀式を行うようにすると、よろしいかと思います。

 

時間変更の誕生背景と廃止

ベルギーでは1977年に導入された「夏時間、冬時間」。もともとこれは、日照時間の差が夏と冬でとても異なり、エネルギー効率が悪いじゃないかということで導入されました。1973年からの「石油危機」という時代背景もあったようです。

 

ところで、2018年。欧州委員会が「夏時間・冬時間」の2019年5月までの廃止を各国に打診をしました。

ベルギーは国家改造(第6回)のときに、決定権利をフランダース、ブリュッセル、ワロンの地域政府に移管しています。

現在のところ、関係者たちは時間変更の廃止については合意したものの、いつどのタイミングでどの時間を選択するかは、もう少し時間をかけて慎重に行われることになりました。

当時のシャルル・ミシェル首相も各方面と協議したいと述べつつ、ベネルクス3国では足並みを揃えたいという希望を表明しました。

フランスは夏時間がいい、オランダは冬時間がいいと、隣国の意見が食い違っているのも、心配の種です。

ベルギー国内でアンケートを実施した結果、8割の国民は時間変更の廃止自体には賛成しているとのこと。

不安なのは、独自路線が専売特許のワロン地方が自己主張して、話し合いがまとまらない、、、という状態。

まさか、ワロンだけ1時間時差がある、なんてことになると、これは「やっかい」を通り越してシュールな話です。エイプリル・フールのネタとしてだけ、面白いですけどね!

コロナ危機もあり、EU加盟国でのコンセンサスもとれず、現状としてはこの時間変更はそのまま継続という、宙ぶらりんな状況です。

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