フランダースに史上初、女性の首相が誕生!

フランダースに史上初、女性の首相が誕生!

フランダースに女性の首相が誕生した。リースベス・ホーマンス(46)が、7月2日の朝にブリュッセルの王宮でフィリップ王に宣誓を行った。

連立交渉が長引くベルギー。北部のオランダ語地域フランダースでも連立の成立のめどは簡単には見えて来ない。

そんななか、現首相のヒェールト・ブルジョワが欧州議会に転籍になったため、リースベス・ホーマンスがその後を継ぐことになった。したがって2019年5月の選挙を受けて新内閣が誕生したわけではない。

N-VA所属のホーマンスは党首のバート・ド・ウェーヴァーの大学時代の友人で歴史学を専攻していた。2009年から政治家となり、ソーシャルワーク機関CPASアントワープ事務所の代表も務めた経験がある。2014年からフランダース政府の内務大臣を務めていた。

さっそくスキャンダル

ホーマンスは北部フランダースと南部ワロンの分離を進めたいN-VAの考えを共有している。
王宮での宣誓を終え、内閣のメンバーと記念撮影を行う際に、「背景にベルギーの国旗を写さないでね」と発言したことから、分離主義の現れだと非難を浴びている。
これについて彼女は、あとで「冗談ですよ」とフォローをした。

ツイッターで喜びを発信

ついに実現! フランダースの首相として宣誓を行いました。ヒェールト・ブルジョワ氏の素晴らしい働きと揺るぎない支援に感謝しています。このチームの皆と一緒にフランダースとその市民のために進んで行くことに誇りを感じます。


リースベス・ホーマンス (N-VA)公式サイト
https://www.liesbethhomans.be/

新着記事 Actualité Nieuws