増えすぎてしまった街のハト。建物を汚したり衛生的にも好ましくないと嫌う人も多いのが現実。
ならばと捕まえて殺したり、他の場所に追いやる方法は非鳩道的(?)ではないか。
そこで生まれたアイデアが、避妊薬を混ぜたエサを与えて、徐々に数を減らしていこうというもの。
実際にルーヴェンやトンゲレンなどフランダース地方では実施され、その効果が認められています。
ブリュッセルには現在4000ほどのハトが生息していると考えられています。そのため各地区レベルでも議論が進んでおり、このたびラーケン地区での試験的実施が開始されました。
エサやり場を設置して、これから2年間、避妊薬を混ぜたエサを与え続けます。
この手法で4割ハトが減ったという外国の例もあり効果が期待される一方、ハト以外の小鳥もやって来て薬入りのエサを食べてしまうのではないかと疑問視する意見もあります。
18.sep.2019