ベルギーで開催されているエリザベート王妃国際音楽コンクールで、エノー州出身のシルヴィア・ファン(Silvia Huang)が12人のファイナリストに選ばれた。
彼女の父親は中国系でバイオリニスト。母もチェリストという音楽一家に生まれ、現在はアムステルダム・コンセルトヘボウの第一バイオリンの一員として活躍している。
「今年やってみようというのは、音楽家にとって夢のようなチャンスで、こんな素晴らしいホールで、最高のバイオリニストたちの前で演奏できるなら、どうして挑戦しないの?と思ったからです」
「普段はオーケストラや室内楽でグループの中ですが、ソリストとしてコンクールで演奏するのは、まったく違う感覚です。120人と一緒の舞台で交響曲を演奏するのではなく、一人でパーソナリティーを出して、自分の解釈で演奏するのですから」
13.may.2019