ベルギー政府がコロナ感染拡大のリスクがあると阪大し、本日9月4日の午後16時から、スペイン全土が渡航禁止の赤ゾーンの扱いになる。(カナリア諸島にあるスペイン領のテネリフェ島を除く)
スペインはベルギー人にとっても人気のバカンス地である。遅めの休暇を楽しんでいたベルギー人も、急遽帰国するか職場との調整をするなど対応に追われた。
赤ゾーンから帰国する場合、PCR検査と14日の自己隔離が義務となる。もしPCRが陰性となり、コロナに感染していない可能性が高くても14日の自己隔離は強制であり、その間は特に接客業など仕事に出かけることはできないため、ベルギー政府の急な発表に対してバカンス客は不満をもらしている。
スペインの滞在先では感染予防対策がしっかりとられている、自身も十分に注意しているし、自然のなかで時間を過ごして他人との接触はほぼない、などの条件が整っていれば、無理にバカンスを切り上げてベルギーに帰国しなければならない必要性はあまり感じられないだろう。
個別のケースごとに状況が異なるため、難しい問題だが、今後も欧州内での旅行は複雑な状況が続きそうだ。
参考LINKs:
ベルギー外務省(渡航状況チェック)
https://diplomatie.belgium.be/fr
渡航者追跡フォーム
https://travel.info-coronavirus.be/fr/public-health-passenger-locator-form
ベルギー政府による常に更新されている最新のコロナ対策Q&A(仏蘭独英)
https://www.info-coronavirus.be/en/faq/
ベルギー当局による職場のコロナ対策まとめPDF
・仏語バージョンLINK
https://emploi.belgique.be/sites/default/files/content/news/Guidegenerique_light.pdf
・蘭語バージョンLINK
https://werk.belgie.be/sites/default/files/content/news/Generiekegids_light.pdf