ユーロ・ヴィジョン優勝者コンチータ・ヴルストが欧州議会の前で歌う。

ユーロ・ヴィジョン2014で優勝したオーストリアの歌手コンチータ・ヴルスト Conchita Wurst が、欧州議会の前でミニコンサートを開いた。

ドラァグクイーン的なメイクと衣装に、なぜかとびきり濃いヒゲを生やした歌手で、今年5月の国対抗歌合戦ユーロ・ヴィジョンで「不死鳥のように舞い上がる」Rise like a Phoenixを歌って優勝した。今回、コンチータは欧州議会の超党派の議員たちに招致された。基本的人権や性的なマイノリティーの権利を訴えるキャンペーンとなった。

会見でコンチータは次のように発言。「ある男性に言われました。『お前のルックスは大嫌いだった、今も嫌いだ。でも、お前はバカじゃない』実はそういうのを私は求めているの。いつも言うんですけど、私を好きになってくれなくてもいい。私たちは互いにリスペクトを持つべきだって言いたいのです。だって、だれもが違う視点を持っているんです。同じ意見だったらそれに越したことはないけど、もし意見が違うならリスペクトを持って話し合うべきなんです」

8.oct.2014

video: EurActiv.com

Rise like a Phoenix: Euro Vision Contest

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