1月22日、欧州中央銀行(ECB)が量的金融緩和に踏み切った。国債の買い入れも含め月600億ユーロ規模で、2016年の9月末まで継続して行う予定。
マリオ・ドラギ Mario Draghi 総裁は、22日の発表で、2%以下のインフレ目標を設定して継続的に緊急緩和を行う方針を打ち出した。昨今の原油価格の下落が大きく響き、EUのHICPインフレ率は2014年12月でマイナス0.2%だった。この金融緩和策が即効性のあるものではないが、2015年末から2016年にかけてインフレ目標を達成しようという公算。
参照:ドラギ総裁のプレス声明
https://www.ecb.europa.eu/press/pressconf/2015/html/is150122.en.html
(フランクフルト22.jan.2015)
以下、欧州議会議員たちの反応(ビデオ)。
MEPs statements following the ECB Governing Council press conference by Mario Draghi, ECB President:
- following the ECB Governing Council meeting
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