グレタ・トゥーンベリがブリュッセルで環境保護の行進に参加

グレタ・トゥーンベリがブリュッセルで環境保護の行進に参加

ユース・フォー・クライメート(Youth for Climate)主催の環境デモ行進にグレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)が参加した。

3月6日の午後、デモ行進は警察の先導とデモ隊の整理係たちの仕切りで、整然と行われた。その先頭にグレタ・トゥーンベリが立ち、ブリュッセル中央駅から芸術の丘、ナミュール通りを抜けてEU地区へと進んだ。

小柄なグレタ・トゥーンベリは、デモ参加者の若者たちと話しながら、終始落ち着いた様子を見せていた。彼女の背後で大声でスローガンを唱える若者たちとは、対照的な静かな佇まいだ。

 

この環境法は降伏を意味する。なぜなら自然は安売りするようなものではなく、物理と「交渉」することはできない。未来に対して降伏することは、私たちは許さない。(ツイッターから引用)

 

グレタ・トゥーンベリの欧州議会での演説(2020年3月4日)

グリーンピースなど環境団体やエコロなど環境政党の多くが参加したこのデモ行進は、欧州委員会の「グリーン・ディール」政策の内容について非難している。

グリーン・ディール(Green Deal)とは、温室効果ガスの排出を2030年までに半減(90年比)させ、2050年までにゼロにするという目標である。

グレタ・トゥーンベリをはじめとする環境活動家たちは、CO2に対する予算が少なすぎるなど、EUの取り組みは不十分であり、時間を浪費しない迅速な行動がより求められていると主張している。

 

デモ行進の様子 2020年3月6日

 

6.mar.2020
Photo : Hiroyuki Yamamoto

Hiroyuki YamamotoReporter
2008年からブリュッセル在住。東京外国語大学卒(英語)。欧州連合(EU)の情報収集と、業界向けの定期ニュース配信を行っている。

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