2002年から2008年までベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督として指揮をしていた大野和士氏の作品が2014年グラモフォン「オペラ部門」最優秀賞を受賞した。
これは英国グラインドボーン音楽祭で2012年に上演されたラヴェル作曲「スペインの時計」「子供と魔法」の2本立てオペラをDVDに収録したもの。
大野氏が指揮したのはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団で、演出はフランスの有名な舞台演出家ロラン・ペリー氏。各方面のスペシャリストが大活躍の舞台で、大野氏は指揮しているときに観客の反応から相当の手応えを感じていたという。
大野和士氏は現在フランス国立リヨン歌劇場で首席指揮者として活動している。2015年4月からは東京都交響楽団、そして同年9月からはバルセロナ交響楽団の音楽監督に就任予定である。
大野和士・公式サイト(日本語)
http://www.kazushiono.com/index_jp.php
グラモフォン賞サイト(英語)