愛煙家には悲報タバコ€2値上げ

愛煙家には悲報タバコ€2値上げ

ガン基金の調査によると、ベルギー人の24%が喫煙をし、うち19%は毎日タバコを吸っている。毎年1万4000人がタバコの害で死亡し、関連の病気に苦しむ人は30万人もいる。

ベルギー政府はタバコの害から人々を守るため、2025年の1月から施行の対策を厚生大臣のフランク・ファンデンブルッケ氏が報道で発表した。

まず、タバコのパッケージを店頭で見せることが禁止される。現在はレジの奥の棚に置かれていたりするが、買い物客が直接見ることはなくなる。

さらに400平方米以上の大きさのスーパーでの販売が禁止となる。イベント会場の臨時販売も許可されない。

増税も導入され、一箱あたりの値段は約2ユーロも上がる。これにより、若年層の喫煙者が減るであろうと期待されている。

ただし、国によってタバコ税は違うこともあり、周辺国との価格差も気になるところだ。

ある調査会社がマルボロ社の一箱20本の価格を調べたところ、イギリス€14,57、フランス€10,50、ドイツとベルギー€8,00、イタリア€6,00、ルクセンブルク€5,50、スペイン€5,10であった。

ロビー団体は政府の対策は不合理で愛煙家に負担を押しつけるだけであると批判している。

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