LOUISON Cycling Club ルイゾン・サイクリング・クラブ

LOUISON Cycling Club ルイゾン・サイクリング・クラブ

ルイーズ大通りに面した「ルイーズ・センター」の地上階に、ルイゾン・サイクリング・クラブという自転車屋さんがある。

このお店の特徴は、持続可能性の高いもの、そして「地元産」の自転車を取り扱っていること。世界的に見ると、自転車のフレームは主に中国や台湾など、東アジアで95%が生産されている。したがって、ベルギーやヨーロッパでフレームが作られるのは非常にまれなことだという。

アシール(Achille)はフランダースで3代続く伝統とノウハウを誇るメーカーで、その自転車を買えるのはブリュッセルではルイゾンのみ。

写真上はオーナーのヴァンサンさんと、めずらしい銅フレームの愛車(アシール製)。店内には日本の誇る折りたたみ自転車タイレルなど、個性的な商品が並ぶ。ルイゾンで、ブリュッセルの街を一緒に走る相棒を探してみよう。

特徴は素材のスチール。アルミ製よりも少し重いけれど、独特のしなりがあって乗り心地が快適。しかも、塗装の色やパーツを自由自在にカスタマイズできるのも嬉しい。電気自転車には日本製シマノのバッテリーも装備できる。

また、香川県さぬき市で作られる自転車タイレル(Tyrell)を購入できるのもベルギーではこのお店だけ。折りたたみ式といえば英国ブロンプトン(Brompton)が有名だが、日本のタイレルはより強靭で軽量と、店主のヴァンサンは高評価している。

 

INFO
Avenue Louise 283, 1000 Bruxelles
OPEN : 月〜土 10:00-19:00
CLOSE : 日

Website
https://louison.cc

Instagram
@louisoncyclingclub

ルイゾンでは、自転車やパーツの販売はもちろん、アフターケアや情報発信も行っている。「あなたにとって自転車とは?」という質問に、ヴァンサンは、「いつも車に頼っていると、身体がなまってしまう。自転車は運動にもなるし、すぐに自然のなかに飛び出していける自由の象徴だね!」と答えてくれた。