現代ベルギー小説アンソロジー『フランダースの声』

京都の松籟社さんから「フランダースの声」とシリーズ名を題して現在3冊、フランダース出身の作家の小説が日本語訳で出ている。それとは別に、『フランダースの声』という短編集がある。ローザスの池田扶美代さんが巻頭を飾り、ベルギーの日常と非日常が混交する短編が5つ収められた。内容を簡単に紹介したい。

DVD『若きカール・マルクスLe Jeune Karl Marx

カール・マルクスは1845年から48年まで、政治亡命者としてブリュッセルに在住していた。若い頃のマルクスの生き様を描いた映画『Le Jeune Karl Marx』。産業革命により過酷な労働条件下で働く人々の権利を勝ち取るため、新しい社会思想を作り出すことに情熱を燃やした若いドイツの青年マルクスのリアルな素顔を見ることができる。

『アムステルダム運河殺人事件』松本清張・著

推理小説の巨匠、松本清張が、オランダとベルギーを舞台に描いた中編の作品がある。日本人のブリュッセル駐在員がバラバラ死体にされ、アムステルダムの運河に浮かんでいたという物語は、実話を元に松本清張が現地取材をして作り上げた。1969年に発表の本書をレビュー。(編集部:ネタバレせずに読めます)

映画「残されし大地」 La Terre Abandonée

映画「残されし大地」La Terre Abandonéeは、日本人の妻を持つジル・ローラン氏の初監督作品。原発事故に苦しむ福島を静かなタッチで描いたドキュメンタリー映画。ローラン氏は完成間近に地下鉄テロ事件で亡くなった。(写真:カメラの後ろに立つのがローラン監督)2016年ブリュッセルの公開は好評のうちに終了。