「彼女の呪われた頭皮から百匹の飢えた蛇がシューシューと音を立てて湧き出る。これらの蛇は決して眠らず、そして二度と眠ることもないだろう」
―『メドゥーサ』第1幕 第2場
ギリシャ神話、海神から生まれたゴルゴーン3姉妹のうち、姉のステンノーとエウリュアレーは不死身であったが、末娘で美少女であったメドゥーサはそうではなかった。
メドゥーサは、女神アテナの神殿の中で海神ポセイドーンと交わったために女神アテナの怒りをかい、頭皮は無数の蛇の住む醜い怪物にされてしまう。
彼女は見るものを石にしてしまう力を持つため、誰も退治することはできなかったのだが、女神アテナから、表面が鏡のように磨かれた盾を貸し与えられたペルセウスによって首を切られる。
何世紀にもわたり、ダ・ヴィンチ、ルーベンス、カラヴァッジョ、チェリーニ、ロダン、ピカソなど、多くの芸術家たちに霊感を与え続けてきたギリシャ神話の象徴的存在であるメドゥーサ。
モネ劇場の委嘱によるこの新たなオペラでは、作曲家のIain Bellと演出・台本家Lydia Steierの2人がメドゥーサの人間的側面を探求し、彼女は複雑で心を揺さぶる孤独な女性として生まれ変わる。
♪Medusa「メドゥーサ」モネ劇場委嘱作品世界初演
作曲:Iain Bell(ベル1980~)
指揮:Michiel Delanghe 演出:Lydia Steier
公演日:開演時間20h 5月5,7,9,12,15, 19日
開演時間15h 5月17日
11月27日から発売中 公演日によって残席わずか

