モネ劇場オペラ情報2026-27

モネ劇場オペラ情報2026-27

モネ劇場のオペラ作品や、ブリュッセルを中心としたコンサートや音楽イベントをご紹介します。

 

オペラ演目

♪Roméo et Juliette「ロメオとジュリエット」

作曲:Charles Gounod(グノー 1818~1893年)

指揮:Valentina Peleggi 演出:Julia Burbach 

公演日:9月29日、10月1,3,4,8、9,11,13,14,16,17日

開演:19h 日曜日と10月17日(土)は15h

チケット発売開始日:6月16日

モネ劇場のサイト(英語)
https://www.lamonnaiedemunt.be/en/program/3930-romeo-et-juliette

内容:

誰もがご存知のシェークスピアの有名なこの戯曲をフランス人作曲家グノーが、美しいオペラにした。

グノーは、バッハ作曲のピアノ曲にメロディを付けた有名な「アヴェ・マリア」の作曲者としてよく知られている。本作は彼の9作目のオペラ。

1867年の初演時は丁度パリ万国博覧会が開催中で、フランス各地や国外の聴衆が押しかけ大成功を収め、その年のうちに英国、ドイツ、ベルギーでも上演された。

台本は、フランス人J.BarbierとM.Carréで、この2人はグノーなど他の作曲者のオペラでもたびたび共同制作している。

筋は原作にほぼ忠実だが、最後の場面だけはオリジナリティーが加えられている。

服毒したロメオがまだ息のあるうちにジュリエットが蘇生して、オペラらしく愛の二重唱を歌い死を共にしながらの幕切れとなる。

第1幕のアリア「私は夢に生きたい」、第2幕のアリア「恋よ、恋よ」や第3幕の「白いきじ鳩よ」は特に有名。

今回のモネ劇場公演では、女流演出家J. Burbachの演出で、女流指揮者V. Peleggiがモネ劇場初登場し、耽美で壮麗なメロディに満ち溢れたこのオペラを届ける。

全5幕、フランス語

 

簡単なあらすじ:

同じ町にある2つの名家キャピュレット家とモンタギュー家は、長い年月争いを繰り返していた。

キャピュレット家の美しい娘ジュリエットとモンタギュー家の息子ロメオは一目で恋に落ち、神父に相談し神の前で結婚をする。

しかし両家の闘争が起き、巻き込まれたロメオは彼女の従兄を殺害してしまい町からの追放令を受け、またジュリエットは父に命じられた伯爵との結婚式を挙げさせられる。

神父が、ジュリエットに1日仮死状態になる眠り薬を渡し、墓地からロメオと2人で逃げる計画をするが、その計画がロメオには伝わらず、彼は墓地で絶望し仮死状態の彼女の上で服毒する。

ロメオの体に毒が回る前にジュリエットが目覚め、2人は一瞬幸せな抱擁をするが、彼女は短剣で自ら胸を刺し一緒に息絶える。

>>>詳しいあらすじ 

 

 

♪Wozzeck「ヴォツェック」

作曲:Alban Berg(ベルク 1885~1935年)

指揮:Alain Altinoglu 演出:Christophe Coppens

公演日:11月8,10,12,14,17,19,22日 

開演:20h 日曜日15h

チケット発売開始日:8月28日

モネ劇場ウェブサイト(英語)

https://www.lamonnaiedemunt.be/en/program/3931-wozzeck

 

内容:

ドイツの劇作家・革命家のゲオルク・ビュヒナー(1813~1837年)は、「ヴォイツェック」、「ダントンの死」、「レンツ」などを、その短い23年の人生で残した。

20世紀になってから文学界に再認識され、その名を冠したゲオルク・ビュヒナー賞は、現代ドイツにおいて最も権威のある文学賞である。

この断片的な戯曲「ヴォイツェック」は、1821年にライプツィヒで起きた殺人事件の加害者ヴォイツェックの精神鑑定の記録をもとに書かれた。

ウィーンの作曲家アルバン・ベルクは、第1次世界大戦に徴兵される前の1914年、ビュヒナーの戯曲を観劇し、オペラの着想を得る。戦争の体験と中断を経て、彼自身が台本を書き、衝撃的で普遍的な意義を持つ傑作となった。(ベルクのオペラ作品では「ヴォツェック」と表記される)

20世紀初頭、長い従来の作曲技法から他の表現方法を求めたウィーンの作曲家シェーンベルグ(1874~1951)は、弟子のベルクらとともに「無調音楽」「12音技法」などの新しい作曲技法を用いて内面的表現主義を探求していた。

ベルクは本作で、「無調」や歌と語りの中間の歌唱技法「シュプレヒシュティンメ」も使い、演劇的緊張感が張り詰めるなかで、15の短い場が一つひとつ不気味に進行する。

社会との繋がりを渇望する貧しく脆い一兵士が、虐待、拒絶されて次第に殺人という一つの強迫観念に囚われて人間性を失っていくさまを、容赦ない生々しさと率直さで描き出している。

全3幕(各幕5場)ドイツ語 約1時間45分

(上の写真はヴォツェック役のScott Hendricks)

 

簡単なあらすじ:

元理髪師の兵士ヴォツェック(バリトン)は、内縁の妻マリー(ソプラノ)との間に一人息子があるが、極貧生活を強いられていた。

彼は上官の大尉(テノール)の髭を剃ったり、誇大妄想の医者(バス)の人体実験になったりして小銭稼ぎをしている。兵士仲間のアンドレス(テノール)に、時々不気味な幻覚を見るのだと言う。

内縁の妻マリーは、不安定な彼との生活に疲れ、男らしい肉体の持ち主である鼓手長(テノール)に惹かれ、やがて不倫関係に陥る。

猜疑心から、彼はマリーに手を上げるが、彼女は「ナイフで刺される方がまし」と言う。

ヴォツェックは、酒場でマリーが鼓手長と嬉しそうに踊っているのを目撃し、さらに酔った鼓手長に袋叩きにされてしまう。

不倫の罪を悔いて聖書を読み、神に祈るマリー。しかし、ヴォツェックはついにマリーを刺し殺し、ナイフを池に捨てようとして溺れ死ぬ。

>>>詳しいあらすじ 

 

 

 

♪La Cenerentola「チェネレントラ(シンデレラ)」

作曲:Gioachino Rossini(ロッシーニ 1792~1868年)

指揮:Speranza Scappucci、Stefano Sarzani 演出:Daniel Kramer

公演日:12月15,16,17,19,20,22,23,27,29,30,31日

開演:19h30 日曜日15h、12月31日17h

チケット発売開始日:8月28日

モネ劇場のサイト(英語)

https://www.lamonnaiedemunt.be/en/program/3932-la-cenerentola

 

内容:

 オペラ『セヴィリアの理髪師』で成功を収めた翌年、歌曲の作曲家ジョアキーノ・ロッシーニが25歳の若さで作曲した作品。約24日間という短期間で書かれた本作は、伸びやかな旋律が印象的な名曲で、歌い手には高度な技巧が要求される。

原作はフランスの詩人C. Perrault(1628-1703)の童話『Cendrillon』。本作の台本はJ. Ferretti(1784-1852)が、同名のフランス・オペラをもとに書いた。

童話のシンデレラの設定はオペラ劇場用にいくつか変更されている。「継母」は「継父」、「ガラスの靴」は「腕輪」、「魔法使い」は「王子の家庭教師兼哲学者」など。

魔法の幻想的な雰囲気はないが、登場人物の変装があり、早口歌唱やドタバタも盛り込まれ、また背後には真摯なアリアも含む楽しいオペラ・ブッファ(喜劇)である。

演出家D.Kramer、指揮者S.Scappucciは、ともにモネ劇場初登場である。

 

簡単なあらすじ:

後妻の連れ子アンジェリーナ(=シンデレラ)は、義父ドン・マニフィコ男爵と腹違いの姉たちに虐げられている。

ある日、ラミーロ王子の結婚相手を探している、彼の教師で哲学者アリドーロが男爵家を訪れる。

乞食の姿に変装していたため、姉たちは冷たく追い払うが、アンジェリーナは彼にそっと食べ物を与える。

その話を聞いたラミーロ王子は、自身もお妃候補に会ってみようと従者ダンディーニに変装して男爵家を訪れる。

従者姿の王子とアンジェリーナは互いに惹かれ合う。

その後、従者ダンディーニが王子に変装して、宮殿の舞踏会に男爵の娘たちを招待する。

しかし、男爵はアンジェリーナを召使いだと偽り、彼女の参加を許さない。アリドーロは彼女に力を貸すと約束する。

舞踏会で、姉たちは互いに自分こそが妃にふさわしいと喧嘩をするが、そこにアリドーロに連れられて美しい娘が登場。

従者に扮した王子はそれが男爵家で会った不幸な娘アンジェリーナと分かり、アリドーロを証人に結婚を申し込む。

アンジェリーナは自分の腕輪の片方を渡し、「私を探し出せたなら結婚をお受けします」と言って宮殿を去る。

王子は「きっと探し出してみせる」と馬車で出発するが、嵐に遭って男爵家の前で馬車が転倒する。

王子はそこで同じ腕輪をしているアンジェリーナを見つける。

彼女は父や姉たちの過去の行いを許して、めでたく王子と結婚する。

イタリア語 全2幕(各幕3場)

>>>詳しいあらすじ

 

♪Lucidity「ルシディティ(正気)」室内オペラ ベルギー初演 

作曲:Laura Kaminsky(カミンスキー 1956年~)

指揮:Patrick Leterme 演出:Mathilda Du Tillieul McNicol

場所:モネ・アトリエ6階Salle Malibran

公演日:1月22,23,24,26日 

開演:20h 日曜日15h、1月26日は14h学校対象

チケット発売開始日:8月28日

モネ劇場ウェブサイト(英語)

https://www.lamonnaiedemunt.be/en/program/3933-lucidity

内容:

かつて著名な作曲家で声楽の教師だったリリは、認知症を患い、息子ダンテに介護されている。

脳神経科の女医や他の音楽家たちとの交流を通した心理ドラマ。英語全7場

 

♪Ariadne auf Naxos「ナクソス島のアリアドネ」

作曲:Richard Strauss(シュトラウス 1864~1949年)

指揮:Ariane Matiakh 演出:Mariusz Treliński

公演日:1月24,26,28,31日、2月2,5,7,9日

開演:19h30 日曜日15h

チケット発売開始日:11月27日

 

♪Cavalleria Rusticana & Pagliacci「カヴァレリア・ルスティカーナ&道化師」

作曲:「カヴァレリア・ルスティカーナ」Pietro Mascagni (マスカーニ1863~1945年)

   「道化師」Ruggero Leoncavallo (レオンカヴァッロ 1858~1919年)

指揮:Alevtina Ioffe 演出:Damiano Michieletto

公演日:3月14,16,18,19,21,23,24,26,27,30,31日 

開演:19h 日曜日15h

チケット発売開始日:11月27日

 

♪M. Butterfly「マダム・バタフライ」ヨーロッパ初演

作曲:Huang Ruo(フアン・リュー 1976年~) 

指揮:Carolyn Kuan 演出:Krystian Lada

公演日:4月20,22,25,27,30日、5月2,4日

開演:19h30 日曜日15h

チケット発売開始日:11月27日

 

♪Burmese Days「ビルマの日々」世界初演

作曲:Prach Boondiskulchok(ボンディスクルショック タイ・英国人作曲家・ピアニスト)

指揮:未定  演出家:Aïda Gabriels

場所:モネ・アトリエ6階Salle Malibran

公演日:6月6,8,9,11日 

開演:20h 日曜日15h

チケット発売開始日:8月28日

モネ劇場ウェブサイト(英語)

https://www.lamonnaiedemunt.be/en/program/3936-burmese-days

内容:

植民地統治をテーマにしたジョージ・オーウェルの初の小説(1934年)を元に、タイ系英国人が作曲した。英語全12場

 

♪Boris Godunov「ボリス・ゴドゥノフ」

作曲:Modest Petrovich Musorgsky(ムソルグスキー 1839~1881年)

指揮:Alain Altinoglu、Dmitry Matvienko 演出:Vasily Barkhatov

公演日:6月10,12,15,18,22,24,27,29日

開演:19h30 日曜日15h

チケット発売開始日:11月27日

 

 

チケット購入方法

・Online購入: 売り出し開始日の12h~ www.lamonnaie.be

・窓口及び電話購入:モネ劇場正面入口左側面 火~金曜日12h~18h、土曜日11h~18h   

 Tel: 02 229 12 11

※年間で席を確保するアボヌモンもおすすめです。>詳細はこちらのページにて。