ゴミ収集スタッフさんへ心付け

ベルギーの冬の風物詩? ゴミ収集で早朝から働いている労働者たちは、年末になると日頃の重労働への感謝を受け取りに戸口をノックします。12月1日、土曜日の朝、ベッドで寝ていると玄関のピンポンが鳴りました。

あれ、特に友人が訪ねてくる予定もないし、隣人が何か用事かな?と思ってインターフォンに出ると、「黄色と青のゴミ回収をしている清掃局のものですけど〜」と、モニターに黒人のお兄さんが映っています。

階下に出ると、オレンジ色の蛍光色のベストを羽織った黒人のお兄さん2人が、何やら紙を手にして待っています。その佇まいを見て、ああ、これは本物だぞと安心しました。

実はこれ、ベルギー(および欧州諸国)では、年末になるとゴミ収集で毎日頑張っているスタッフさんが、心付けというかチップというか、とにかく感謝の気持ちを地域住民から受け取るために、担当の地域を歩いているのです。まあ、大げさな金額じゃなくていいです。私は毎年5ユーロ渡します。

おそらく法律で決められているイベントでもなく、あくまでも慣習なのでしょう。なぜ年末か? それは家族にプレゼントを買ったり、親の借金を返したりと、なにかと物入りな時期でもあるからでしょう。人間、助け合い精神が大切です。

ただ問題なのは、ゴミ収集人を偽った詐欺も発生していることです。実はゴミ収集なんてしていないのに、それらしい格好をしてピンポンを鳴らして歩けば、お金が手に入るので、ニセモノも横行しやすいのです。
先ほど訪れたお兄さん方は、ゴミ収集車の前で撮影された自分たちの写真を印刷したものも配っていました。こういう人たちは、まず安心できます。いつもありがとう。寒い時期にご苦労様です!

1.dec.2018