ベルギー政府の財政健全化の施策として、現在6%のVAT軽減税率が適用されている4つの項目を12%に上げることが決定されていたが、その実施をひとまず延期し内容を見直すことが、2月14日に発表された。
文化、スポーツ、食事の持ち帰りは6%の現状を維持
増税の対象だったのは①宿泊②スポーツとレジャー③持ち帰りの食事④エンターテイメントの分野であった。
このうち①宿泊に関しては予定通りに3月1日から増税となる見込みだが、他の分野は保留となる。
当初から細かなルールの不足が指摘されていたが、ベルギーの上院(日本の参議院にあたる)がその点を強く批判し、市民の生活に密接に関わる分野でもあるため今回の見送りとなった。
これにより4億ユーロの財源確保の機会が失われたと見られる。
現在のベルギー連邦政府は緊縮財政を指向しており、VAT増税は今後も引き続き検討されることになる。
予算大臣のヴィンセント・ヴァン・ペーテヘム(CD&V党)は、もっと分かりやすくシンプルに現在21%のVATを22%に少しだけ増税することで解決しようと提案しているが、これには連立内のMR党が反対している。(編)

