東日本大震災から13年となる3月11日、ブリュッセルのホテルの会場にて、欧州連合日本政府代表部が主宰し、日本食をPRするイベントが開催された。
本会に先立ちJETROによる北海道産ホタテの説明と日欧の著名シェフによる料理の実演もメディア向けに行われた。
昨年8月に中国が日本の水産物の輸入を停止したことで、輸出の半分を中国に頼ってきたホタテガイは特に影響を受けている品目である。
三上大使の乾杯の音頭からはじまった試食会では、ホタテ、和牛、福島県の「あんぽ柿」、宮城県の日本酒などが振る舞われた。
また、味の基本となる「だし」の説明も行われた。(山)