スーパーなどで購入する食料品の価格はエネルギー価格の高騰と連動するかたちで上昇している。
消費者団体の調査によると、この一年の間に、ダーク・チョコレートが30%、オリーブオイルが27%、オレンジジュースが22%の値上げとなった。逆に豚肉と牛肉ミンチは7%下落している。
経営学校ESEGの別の研究調査では3年前と現在を比較して、ベルギーのインフレ率が周辺国よりも高いことが示されている。
ベルギー27%に比べて、フランス22,9%、オランダ24,9%、ルクセンブルク21,4%。
3年という時間のスパンで見ると、オリーブオイルが100,6%と二倍の値段に跳ね上がったのを筆頭に、ジャガイモ48,3%、卵42,1%、パン27,3%など、主要な食品が軒並みインフレ値上げとなった。
一方、小エビの資源管理が必要というニュースが流れ、冬のパーティーシーズンに需要が増すにも関わらず、漁獲量が大幅に減る見通しであることが分かった。
殻を取った小エビは現在1キロあたり€60〜70だが、年末にかけて€80〜90に値が上がると関係者は予想している。