欧州委員会の司法担当委員にもなったベルギーの大物議員にスキャンダルが起こった。
疑惑の中心はディディエ・レインデルス氏。毎週1.000ユーロもの大金を宝くじに注ぎ込んでいたことが発覚し、マネーロンダリングの疑惑が浮上した。
国営ロトはすでに連邦検察庁に告発。金融情報処理ユニットも氏が不正取引に関わった可能性に触れ出所不明の資金の額は10年間で計800.000ユーロにも上ると指摘した。
レインデルス氏は欧州委員会と国から二重に年金を受給することでも批判を浴びている。本人は疑惑を否定しているが、さらなる調査でお金がどのような性質のものなのか解明されることが期待される。(編)