聖パウルス教会 Sint Pauluskerk

街の中心部に近い。壮麗な建築と内部装飾。ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスなどアントワープ出身画家の絵画に、200体以上彫刻作品がある。脇の庭に、キリストの受難ゴルゴタの丘行きをテーマにしたモニュメントがあり興味深い。

壮麗な教会

聖パウルス教会はもともとドミニコ会の修道院の一部であった。1571年に完成したが1679年に火事で燃え、新しく尖塔が加えられて再建された。基本はゴシック建築ながらバロックの要素が入ったファサードと尖塔、そして内部の白と黒の大理石が印象的である。

絵画、彫刻、調度品

約50ほどの絵画作品は、ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスなど主にアントワープ出身の画家によるもの。

美しいバロック様式の祭壇や、彫刻の施された調度品の質の高さに圧倒される。

オルガンは17世紀のものだが、修復と拡張を繰り返して、現在も現役で音楽を奏でることができる。

ゴルゴダの丘(蘭Calvarie・英Calvary)

教会の庭には、キリストが十字架を背負い刑場であるゴルゴダの丘に登る場面をイメージしたモニュメントがある。等身大の天使や聖人らが手にしているのは、茨の冠や十字架、ヴェロニカの聖顔布など、キリストの受難の各場面を思い起こされるアイテム。

オープニング時間に注意

見学時間は少々限られているので、旅行者はうまくプランニングなさってください。特に冬季(11月~3月)は週末、土曜・日曜の14時から17時まで。ゴルゴダの丘は16時まで。春夏秋季(4月~10月)は、毎日14時から17時までのオープン。

住所
Veemarkt 13,
2000 Antwerpen

サイト

入場は無料ですが、維持費に心ばかり寄付が望ましいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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