今回ご紹介するのはランビックビールのファロ。酸っぱさで有名です。暖かくなった春の季節にテラスで友達と団欒しながら開ける最適な飲み物ではないでしょうか。
ランビックビールは世界でも古いビールの一つ。そこにキャンディー・シュガーを加え甘みを増したことによってファロは誕生しました。酸っぱさをオフセットすることにで、より多くの人々に受け入れられ、19世紀までブリュッセル地域で「アイドル的な飲み物」でした。
残念ながらその後ファロは脚光を失い、ついには忘れ去れていましたが、1978年に5世代目のルネとネストール・リンデマンスがファロを蘇らせました。
さて、ランビック・ファロの味ですが、筆者もランビックビールは口にするのが初めて。心の声としては「え、何これ、シャンパン?ゴージャスな味!やばっ、くせになるかも」です(笑)。
いつもはスタウトかポーターを飲んでいるのですが、酸っぱさはあるものの極めて飲み心地のいいビールだと感じました。炭酸がやや強めで甘酸っぱくリンゴや蜂蜜などのヒントがあります。甘酸っぱくてキラキラしている飲み物ですので、お花見やパーティーに最適な飲み物だと感じます。
飲み方も、細めのシャンパングラス、カクテルグラスや口の広いシャンパングラスなどを利用するようです。
また、ブルーチーズ、チェダーチーズやサラダなどと相性が良いとされています。これを聞くとランビック・ファロと早速ピクニックにでも出かけてみたくなりますね。
ベルギーであれば、地元のスーパーマーケットでも売っています。ぜひ探してみてください。
参照:ファロの説明(英語)
詳細:ALC. 4.5% vol., 37.5 cl.
5.apr.2018 by カミラ