ブルフ広場にあり聖血礼拝堂と隣接しています。フランボワイヤン・ゴシック様式。内部のゴシック装飾が見学できます。
1376年、フランドル伯ルイ2世(仏 Louis de Male 蘭 Lodewijk van Male)により石工親方のヤン・ローヒルス Jan Roegiers に発注され、1421年にようやく完成しました。フランドル地方とブラバント地方では、一番最初に作られた後期ゴシック様式の市庁舎と言えます。
正面外壁ファサードには自然石を使った古い部分と、16世紀から17世紀にかけて南方向に拡張された新しい部分があります。歴史上の人物の彫刻は、フランス革命時に多くが破壊されてしまったので、別の彫像に置き換えられました。
同様に1887年の火災で市庁舎内部の状態はかなりひどいものになりましたが、ブリュージュ出身の建築家ルイ・ドゥラソンスリー Louis Delacenserie の20年にも及ぶ大改修によって、1階(日本式:2階)の空間は美しいゴシック・ホールに生まれ変わりました。
ちなみに、ルイ・ドゥラソンスリーは、ネオ・バロック様式のアントワープ中央駅の巨大なドームの設計を手がけたことで有名な建築家です。
【オープン】
9:30 - 17:00 (毎日)
休み:昇天祭、クリスマス12月25日、正月元旦
【入場料】
大人4ユーロ 26歳以下および65歳以上3ユーロ 12歳以下無料
Brug 12,
8000 Brugge
観光局サイト
https://bezoekers.brugge.be/en/stadhuis-city-hall
PHOTO: Toerisme Brugge / Jan Darthet & Jan Darthet