【チルチルのひとりごと】スシをトラピストビールで飲み下す

ベルギーの仏語の放送局でサッカー実況をしているロドリゴ・ベーンケンス氏(Rodrigo Beenkens)が面白い。日本でもスポーツ解説者の名台詞が話題になりますが、ベーンケンスさんもウィットに富んだコメントで、お茶の間を沸かしてくれました。

日本リードでベルギーが苦しい状況で、日本サポーターらに警告。

「日本の諸君、赤い悪魔を喰ってしまおうと思うなら、ツノまで飲み込まなければなりませんぞ。ちょっとのワサビが辛いからって、試合はまだまだ終わっちゃいませんぜ!」

さらに、劇的なロスタイム逆転弾でベルギー勝利の瞬間は・・・

「さあ皆さん、今日は見事、スシをトラピスト・ビールで流し込みましたね。金曜日はカイピリーニャを頂くとしましょう!」

最強の南米チームをブラジルのカクテルに例えて表現するところがおしゃれ。

心臓に悪いくらいドラマチックな日本戦の後、いやがおうにもW杯熱は高まるばかり、ベルギー時間では金曜日の晩20時、頂上決戦とも言えるベルギーVSブラジル戦に注目が集まる。

 

さて、日本の実況・山本浩氏の名台詞はこちら。

「東京千駄ヶ谷の国立競技場の曇り空の向こうに、メキシコの青い空が近づいてきているような気がします」

1985年、まだW杯の舞台が遠い空の向こうに霞んで見えるか見えないかとやっていたメキシコ大会アジア最終予選対韓国の試合冒頭のお言葉でございます。風流ですな〜。

4.jul.2018

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