- 1. Home
- 作成日 2018年02月09日
- 2. no.27 フラワーカーペット2018メキシコ
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- ・今年のテーマは「メキシコ」グアナフアト州 ・以前のフラワーカーペット「日本テーマ」 ・地元出身の女性デザイナー、ルーさん ・郷土の歴史、伝統をモチーフに盛り込んだ ・ゲントで生産されるベゴニア ・50万枚の花 ・早朝5時から敷き詰めスタート ・ボランティアはメキシコ人? ・ブルスで「ユネスコ20周年作品」 ・2018年8月16〜19日(木〜日曜) ・フラワーカーペット詳細 http://www.flowercarpet.be/ ...
- 作成日 2018年08月13日
- 3. no.17 ひきりんカミングアウト体験談
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- ・宝塚風マニッシュな彼女にカミングアウト ・西側ヨーロッパの大都市はゲイフレンドリーな環境 ・国家元首や市長がLGBTは心強い ・ベルギーの前首相エリオ・ディルーポ、ルクセンブルク現首相グザヴィエ・ベッテルなど ・プライド・パレード起源と発展の歴史 ・世界中から仲間が集まる日 ・レインボー・コップ(警察内のLGBTグループ) ・多様性を認める「皆が生きやすい」社会への移行 ・ゲイ・カフェの存在意義が薄れるほど進化 ...
- 作成日 2018年04月25日
- 4. no.14 欧州議会、高給取りイメージの議員の給料やいかに?
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- ・パーラメンタリウム(欧州議会のインフォセンター) ・欧州議会と欧州連合の歴史にどっぷり ・20世紀の戦争と欧州統合の思想 ・クーデンホフ=カレルギーの言葉 Immer und immer wieder soll die einfache Wahrheit wiederholt werden: ein zersplittertes Europa führt zu Krieg, Unterdrückung, ...
- 作成日 2018年04月06日
- 5. no.5 バンシュのカーニバル、ベルギーの主なイベント、BRAFAで7億円のルーベンス購入!?
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- 【カーニバル】 ・ワロン地方のバンシュ ・ユネスコの無形文化遺産 ・火曜日というタイミング! ・ジルという派手な衣装の人々 ・古い歴史、1549年の伝説 ・マルディ・グラの日程計算法 【イベント】 ・BRAFAでルーベンスを買う!?現地調査で600万ユーロと判明! ・イーペルの猫祭り3年周期 ・歴史絵巻オメガング ・オステンドのエビ祭り ・モンスのデュカス祭 ・ブリュージュの聖血行列 ・ブリュージュ・ビール・フェスティバル ...
- 作成日 2018年01月31日
- 6. ベルギーでの重曹の買い方とソルヴェーの歴史
- (生活実用)
- ... 重曹とベルギーの深い関係 ここから少々マニアックで古い歴史にお付き合い願います。熱心な青い鳥読者の皆さんならついてこられるはず・・・。 重曹こと炭酸水素ナトリウムは、まず1791年にフランス人化学者のニコラ・ルブランが製法を生み出して、現在の姿になりました。 さらに1846年にアメリカでオースティン・チャーチとジョン・ドワイトが工場を作って重曹を製造開始し大成功します。 1863年にベルギーでエルネスト・ソルヴェー(1838-1922)が工場を設立。ルブランに代わる独自の製法を生み出し、後にこのソルヴェー法は重曹製造の主要な方法として確立します。 ...
- 作成日 2020年05月20日
- 7. ベルギー建国の歴史
- (歴史)
- ベルギーが建国したのは1830年。毎年7月21日の「建国記念日」は、翌31年に初代国王レオポルドが憲法に忠誠を誓うと議会で宣誓した日であり、ベルギーが立憲王政国家として正式に発足したことを記念している。 ネーデルラント王国(オランダ)からの独立 1830年、ベルギーは現在のオランダであるネーデルラント王国(国王はウィレム1世、写真下)の統治下にあった。ベルギーの地だけでなく、ルクセンブルク大公国も支配下に置かれていた。 ...
- 作成日 2017年07月21日
- 8. 王立軍事歴史博物館 Armed Forces & Military History
- (ブリュッセル)
- サンカントネールにある王立軍事博物館は、中世から第二次世界大戦までの武器や戦争の記録がたっぷり詰まった、マニアにはたまらない博物館です。 まず目を奪うのは中世の甲冑、剣、弓、鉄砲の数々です。武器というよりも工芸品と言える美しい装飾の入ったものが多数展示されています。 ベルギーの王族が実際に着用した軍服から、世界各国の兵隊の軍服まで、歴史的資料としたの価値があるものが、これでもかというボリュームで展示されています。 ...
- 作成日 2014年04月12日
- 9. イープルの猫祭り Kattenstoet - Ieper
- (イベント)
- ペストの流行により、魔女狩りが行われ、魔女の使いとされた黒猫を塔の上から投げ落としたという暗い歴史を持つ起源をもつ祭り。現在は楽しい祭りに変貌し、ぬいぐるみが投げられる。3年に1度と開催が少ないレア度もあって、日本からも猫好きが訪れる。日曜のパレードの後、猫投げでフィナーレ。 現在、大広場のチケットは売り切れ。他のチケットも残りわずか。 会期:5月11日(土)〜5月12日(日) www.kattenstoet.be ...
- 作成日 2024年04月08日
- 10. エリザベート王妃国際音楽コンクールの映画 The Chapel A Film by Dominique Deruddere
- (特集)
- ... Editor's Note 海辺の街オステンドは、フランスのカンヌ映画祭のようにFilmfestival Oostendeという華やかな映画祭が毎年開かれる。『The Chapel』は、このフランダース映画界の一大イベントでプレミア公開された。 ドゥリュドル監督は本作が10本目となるベテランだが、ここ15年ほどアメリカ西海岸ロサンゼルスに暮らし、現在は彼地とオステンドで二拠点生活を送っている。青い鳥のインタビューも、オステンドの海に近い広場に面した、長い歴史を感じるカフェで行われた。 ...
- 作成日 2023年03月02日
- 11. トレイン・ワールド
- (キッズお出かけ)
- 初めてベルギーで蒸気機関車が走ったのは1835年、ブリュッセルーメヘレン間でした。それから少しずつ線路を伸ばし、網の目のように国内からヨーロッパへ広がっていきます。 最初は時速20キロほどだったのが、どんどん開発されて速度を上げ、人々は旅に出て世界を広げていきます。19世紀、鉄道は憧れの乗り物でした。 そんな鉄道の歴史を知ることができる博物館トレイン・ワールドがブリュッセルにあります。スカールベーク駅の旧駅舎が博物館に変身しました。 ...
- 作成日 2022年05月24日
- 12. 反戦集会インタビュー:ウクライナ、そして欧州の未来を救え!
- (特集)
- ... 「ヨーロッパの一員」と呼ばれるためだけに、これほどまでの犠牲を払った国というのは歴史上ウクライナ以外にないかもしれません。 話を聞いてくれてありがとうございます。私たちは最後まで戦います。 タチアナさん ウクライナのどちらのご出身ですか? スームィ地方というロシアとの国境近くで生まれました。この戦争がはじまった最初の日から激しい攻撃があった場所です。 ロシアとウクライナは兄弟国と言われますが、スームィ地方ではそれ以上の「一つの家族」のような関係でした。同じ道にある家々がロシア領内だったりウクライナ領内だったり。 ...
- 作成日 2022年03月28日
- 13. 言語学習をテーマにした本
- (文学)
- ... 「ニーンニーン」と響くようなフィンランド語は日本人からしたらつい笑ってしまうような音の語彙が多く、楽しませてもらえます。また生活習慣や厳しい冬など、なかなか想像のつかない別世界の話も興味深いです。 『ポケットに外国語を』はスラブ言語学者の黒田龍之介さんがリトアニア語の現地サマーコースに参加したり、ロシア語とどう異なるかを調べるためにベラルーシに行ったりする話です。 言語を学ぶというのは同時にその背後にある歴史や文化を学ぶということがわかるエピソードがたくさん出てきます。 ...
- 作成日 2021年09月02日
- 14. ダッフルコートはベルギー発祥。デュッフェル産の丈夫な織物で作られた労働者のコート
- (歴史)
- ... Duffelとつづります。ダッフルというのは英語の発音で、正式には現地で話されているオランダ語でデュッフェルと発音するのです。 (ベルギーはフランス語、オランダ語、ドイツ語が公用語) デュッフェルの市役所 photo :Michielverbeek ベルギーと織物の歴史 ベルギー、特に国の北半分であるフランダース地方は、歴史的に毛織物やリネンの織物などが盛んでした。豪華なタペストリーは世界中に愛好者を生み、遠い日本でも京都の祇園祭の山車(鉾)に、ブリュッセルで1600年前後に制作されたものが装飾として使われています。 ...
- 作成日 2020年09月09日
- 15. チョコ・ストーリー Choco Story Brussels 観光地ど真ん中のチョコレート博物館
- (ブリュッセル)
- 皆さんは、小便小僧の近くにある、カカオとチョコレートの博物館に足を踏み入れたことはありますか? この博物館の通常ツアーには、オーディオガイド(仏蘭英西独伊中露)、プラリネ制作のデモンストレーション、チョコレートのテイスティングが含まれています。 この博物館では、チョコレートの歴史、生産、文化を肌で感じることができます。 一番最初に通るのが、5000年ほど前にカカオ豆が消費されていたとされるマヤの寺院。ブリュッセルの通りの雑踏から、突然タイムトリップする感じがします。貴重な薬として大切に扱われていたカカオに関連する考古学的アイテムがたくさんあります。 ...
- 作成日 2020年07月23日
- 16. ヴァル・デュー Val-Dieu 悪魔から神へ改名された谷で作られる修道院ビール
- (ベルギー・ビール)
- ... さて、肝心の味はというと、こちらはアルコール度数9%のトリプルという種類で、黄金色の強い酒でございます。 非常にバランスが取れていて飲みやすく、ホップの香りも感じがよく、少しコクも感じられて美味い。すべてにおいて質が高い。伝統的な奇をてらわない王道。 酵母は修道院独自のものを、水は名水で知られるジレップ(Gileppe)のダムから運んで使っているそうです。 修道院ビールの歴史 ...
- 作成日 2020年03月06日
- 17. チルチルのひとりごと ベルギー産であること
- (コラム)
- ... 不思議なことに、内ポケットに名前まで入っているのに、着られた形跡がまったくない。新品のまま古くなってしまったデッドストックというやつです。サイズもぴったり。普通の既製服にはない歴史をもった一品なので、買って着てみることにしました。 このコートは、室内では紺色に見えますが、太陽の光で見ると明るい青になります。表はウールで、裏地は光沢のあるサテン生地。ノッチド・ラペル・カラーで、銀の3つボタンがついています。 ...
- 作成日 2020年02月04日
- 18. マヨルカ紀行 2019
- (旅行記)
- ... 現代の我々からすれば、「ショパンの弾いたプレイエルのピアノ」しかもわざわざパリから取り寄せた楽器が、どれだけの歴史的な価値を有するかは重々理解できる。ショパンのピアノをお目当てに押し寄せる観光客の数も相当だろう。 その肝心のピアノはというと、、、どこにでもありそうなアップライト。よく見ると、竪琴と羽根ペンがあしらわれた金属プレートがつけられている。1838 - 1839という年号も見える。 ...
- 作成日 2019年10月01日
- 19. 牢屋からアミーゴへの誤訳
- (歴史)
- ... 蘭)があり、通りの名前は牢屋通りだったのです。 おそらく彼らはそれを似ている単語の「友達」(Vriend 蘭)だと思い込んで、アミーゴ!と意訳(誤訳)してしまったわけです。 フルンテとフリント。似てますか? まあ、似てなくもないでしょう。ははは。愉快ですね。 どうしてそんな初歩的ミスが放置されたのか、歴史ミステリーはさておき、この通りにはホテル・アミーゴという高級ホテルが実際に存在します。グランプラス至近にご宿泊されたい方は、これ以上ないほどの立地ですよ・・・と。 ...
- 作成日 2019年09月27日
- 20. 【コラム】言葉変われば地名も変わる!?
- (語学レッスン)
- ... 蘭)があり、通りの名前は牢屋通りだったのです。彼らは「牢屋」を似ている単語の「友達」(Vriend 蘭)だと思い込んで、アミーゴ!と意訳(誤訳)してしまったわけです。本当はVruntstraat。 フルンテとフリント。似てますか? まあ、似てなくもないでしょう。ははは。愉快ですね。どうしてそんな初歩的ミスが放置されたのか、歴史ミステリーはさておき、この通りにはホテル・アミーゴという高級ホテルが実際に存在します。グランプラス至近にご宿泊されたい方は、これ以上ないほどの立地ですよ・・・と。 ...
- 作成日 2019年09月20日
- 21. 【語源】隣家のご飯はいつも美味しそう!?
- (語学レッスン)
- ... grass is always greener on the other side of the fence. という表現から各国の言語に展開していったようです。 芝生に関して言うと、美しい庭の構成要素としてのそれは近代の産物で、19世紀か、20世紀初頭くらいに登場したものとなれば、この言葉自体の誕生は「最近」であると考えなければならないでしょう。 しかし、英語以前にも似たような表現は歴史的に散見されて、一説には古代ローマには「隣の作物の出来は、うちよりも素晴らしく見えてしまう」という表現もあったようで。 ...
- 作成日 2019年09月06日
- 22. ペリピッコリ 英国バーレイ陶器
- (雑貨)
- ... ペリピッコリが扱う商品は、子ども向けも大人向けも、しっかりとした品質があり、長年愛着をもって使うことができるものばかりです。 たとえば、バーレイ社の陶器は19世紀創業の歴史をもち、英国の陶磁器の中心地といえるストーク・オン・トレント地方のバーズレムという街で今も職人達が生産を続けています。チャールズ皇太子が900万ポンドもの基金を用意して、施設の修理を手助けしたことも有名な逸話です。 淡いパステル調の色合いと、メイド・イン・イングランドの誇る丈夫な作りが特徴。毎日のように大活躍するアイテムになるでしょう。普段づかいでもいいし、お客さまにお出ししても素敵な器といえます。※すぐにご購入いただけるアイテムはこちら。 ...
- 作成日 2019年07月04日
- 23. ベルギー引っ越し コヤナギワールドワイド
- (引っ越し会社)
- コヤナギワールドワイドは、日本人のための引っ越しサービスとしてイギリスで誕生しました。その後オランダやドイツなど各国に広がっていったという歴史があります。2004年から女性だけの梱包スタッフと一緒に、丁寧なサービスをモットーに活動するベルギー支店の大松さんにインタビューに応えていただきました。 女性の梱包スタッフが活躍! 「梱包スタッフが全員女性です」というのが弊社の一番の特徴です。引っ越し当日、お客様のご主人は会社で仕事をして、奥様だけで対応なさるというケースが比較的多い。細やかな梱包の作業に関してはスタッフが女性ばかりのほうが、奥様にとっては非常に安心できますよね。 ...
- 作成日 2019年05月10日
- 24. オードリー・ヘップバーン生誕地
- (歴史)
- ... イクセル地区歴史サークル 女優オードリー・ヘップバーンは1929年5月4日にここで生まれた *** オードリーはオランダ人の母とイギリス人の父の間に、1929年5月4日にイクセル地区で生まれました。 銀行員であった父の仕事の関係で、イギリス、オランダ、ベルギーで幼少期を過ごし、5ヶ国語を操るようになります。 彼女はバレエを習い非常に才能があるものの、身長が高すぎる(170センチ)のでバレエのキャリアは断念して、モデルや女優として活動をはじめました。端役を重ねてついに仏映画『モンテカルロへ行こう』で主役デビュー。これがヒットして『ローマの休日』などハリウッドの活躍につながり、大女優に成長していきます。 ...
- 作成日 2019年05月09日
- 25. こくラーメン Koku Ramen
- (ブリュッセル)
- ... 麺はコシの強めのもちっとした太麺。小麦の味が感じられてウマイ。若干、量が少なめなので、お腹いっぱい食べたいヤングは大盛りもご検討あれ。もしくは、手作り餃子も優しい味わいで、試してみる価値あり。 店内は竹をモチーフにしたシンプルな内装。家系といいつつ自然なテイストが光る食事のように、舞台のほうも、ほっと一息つける居心地のよさがあります。 場所は老舗やまとラーメンのすぐ近く。ボニファス教会の正面の道沿い。周囲には歴史あるアールヌーヴォー建築の名作ファサードも多いので、界隈を散歩してみるのも楽しいですよ。 ...
- 作成日 2019年03月29日
- 26. チルチルのひとりごと 受難と情熱の間
- (コラム)
- ... 運転席でハンドルを握っていると、携帯で検索するのも難しい。今、思い出して語源を調べてみた。こういうときにOED(オクスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー)が手元にないのは本当に痛い。図書館に行きなさいという神のお告げか。 ベルギーにいると、多言語になる。英語Passion、仏語Passion、蘭語Passie、ドイツ語Passionの語源は、ラテン語Passioが元となっている。これは「苦しみ」の意味だ。インド・ヨーロッパ語のPati/Patiorという言葉から派生しており、歴史的にキリストの受難について使われた語であるという。 ...
- 作成日 2019年03月20日
- 27. 『畏れ慄いて』アメリー・ノートン著
- (文学)
- ... 決められた時間しか働かない労働者を、いかに上手に使って高い利益を生むようにするか、そこが経営者の手腕の見せ所である。無意味な仕事をさせるのは人件費の無駄遣いでしかない。ホワイトカラーの彼らは高いレベルの教育を受けており、結果を出すことを常に求められるエリートたちである。 産業全体も、高利益を生むビジネスに転換していくような構造になっている。ベルギーでは化学産業や医薬品など、ニッチな分野に強みを発揮している。歴史的な街や芸術品などで観光客を呼び込む魅力も備えている。 ...
- 作成日 2019年02月03日
- 28. 【語源クイズ】ワロン地方とクジラの関連性は何?
- (語学レッスン)
- 読者の皆さんは、語源はお好きだろうか? 言葉の解剖学、地質学のようで、なかなか面白いですよね。一つの語源ネタで、ビール2杯は美味しく呑める。今日の問題はこれ。 「ベルギー南部のワロン地方と、クジラの語源における関連性は何か?」3分以内に答えられたら、そのお方はかなりマニアックな実力者だ。 このままだと難しすぎるので、ヒントをひとつ。 ワロンはフランス語でWallonieと書く。しかし、もともとこれはフランス語ではない。そもそもフランス語にWは存在しない・・・こともないけれど、外来語を書き表すためにあるだけだ。(Kも同様) ...
- 作成日 2018年12月07日
- 29. ルーヴェンの街紹介 Visit Leuven
- (フランダース地方)
- 歴史あるルーヴェンカトリック大学があることから、学生の街という印象が強いルーヴェン。街をゆっくり歩いてみませんか? 大学会館に見る毛織産業の名残り ルーヴェンでは、大学が所有する建物であることを示す白いプレートをよく目にします。上の写真の左側に写っている大学会館もその一つです。プレートには大学の創設年1425と守護聖人である聖母マリアが描かれています。 現在は大学の受付やカフェが入っているのですが、ぜひ建物の外観に注目してみて下さい。毛織産業で栄えていた商業都市ルーヴェンの痕跡を確認できます。(写真:羊の毛をハサミで刈る男) ...
- 作成日 2018年10月10日
- 30. パン屋ラ・ブール La Boule
- (その他食材店)
- ... 仕事の合間に製パン学校に通い、朝早くから職業訓練に出かけ、、、努力を心の底から楽しんだのちに、やっと自分の城を築きました。 店名のラ・ブールは「丸い玉」の意。もちろんドカンと大きなパン生地を象徴しています。パンは一個5ユーロ前後と、若干お高い価格設定ですが、素材と手間ひまの結果は裏切りません。 天然酵母で膨らませたパンは、爽やかな酸味が五感を刺激します。パンのもつ味の重みが、ずしりとヨーロッパの歴史の重みにつながるようです。あれ、今まで何を食べていたんだろう? ふと真剣に考えこんでしまうほど。 ...
- 作成日 2018年09月13日
- 31. Saison Dupont セゾン 真夏の畑で渇きを癒す
- (ベルギー・ビール)
- ... 全体のイメージとして高アルコールで力強い印象のあるベルギービールの中で、セゾンの持つ軽やかな口当たりは独特なものがある。デュポン社のものは6.5%。 歴史を紐解くと、19世紀中頃、夏の間に肉体労働で集められる季節労働者たち(セゾニエール saisoniers)に供せられたという。このセゾン・タイプが生まれたのはベルギー西部のエノー州だ。Hainautと書く。かつては石炭掘りや鉄鉱業、機械生産が盛んで、労働力がたくさん必要だった。 ...
- 作成日 2018年07月20日
- 32. エグモント伯 Comte d'Egmon
- (歴史)
- ... van Beethoven、1770 - 1827)に作曲を依頼した。ベートーヴェンは、尊敬するゲーテの作品とあって奮起し、その年から翌年にかけて作曲を行った。情感あふれる勇壮な曲に仕上がった。 現代のクラシック音楽の世界では、序曲を独立して演奏することが多い。 ブリュッセルのサブロン広場(プチサブロン)には、エグモント伯とオルヌ伯の銅像が立てられている。 ゲーテとベートーヴェンという天才二人によって歴史に深く名を刻まれた地元のヒーローは、今もベルギーの人々を見守っている。 ...
- 作成日 2018年01月07日
- 33. アンの洞窟サファリパーク The Wildlife Park Domaine des Grottes de Han
- (キッズお出かけ)
- ミュシュラン観光ガイドの3つ星を獲得している鍾乳洞「アンの洞窟」(Grottes De Han)。今回は併設のサファリパークをご紹介! ブリュッセルから東南に約1時間20分の所にHan-sue-Lessという町があります。決して大きくはない町ですが250年の歴史を持ち、長い鍾乳洞が観光名所になっています。 鍾乳洞 鍾乳洞の入り口までは、チケット売り場からトラムに乗って約10分で到着。洞窟内は2キロの道のりを歩いて見て周るので、約1時間45分のウォーキングです。ベビーカーは持って入れないので、赤ちゃんや小さいお子さんがいる場合は必ず抱っこ紐を持って行きましょう。お手洗いが洞窟内にはないので、トラムに乗る前にトイレに行っておくのもお忘れなく。 ...
- 作成日 2017年09月20日
- 34. DVD『若きカール・マルクスLe Jeune Karl Marx
- (映画&DVD)
- カール・マルクスは1845年から48年まで、政治亡命者としてブリュッセルに在住していた。若い頃のマルクスの生き様を描いた映画『Le Jeune Karl Marx』。産業革命により過酷な労働条件下で働く人々の権利を勝ち取るため、新しい社会思想を作り出すことに情熱を燃やした若いドイツの青年マルクスのリアルな素顔を見ることができる。 歴史の教科書に登場する社会主義思想の父カール・マルクスというお硬いイメージとは違い、映画では生身の人間としてのカール・マルクスが登場する。 ...
- 作成日 2017年09月16日
- 35. ベルギーのフリッツ
- (ベルギー郷土料理)
- ... 出典はジャーナリストで歴史家のジョー・ジェラール(Jo Gérard 1919-2006)で、彼の祖父が書き残したものだという。肝心のオリジナル文献は現存しない。 フレンチ・フライは戦時中の誤解から? フリッツはベルギー発祥の料理である(かもしれない)が、アメリカではフリッツのことを「フレンチ・フライ」と呼ぶ。一説には、これは第一次世界大戦中に誤解から生じた。 ドイツ軍と戦うため、アメリカ軍の兵士がベルギーに上陸した際、食事にはジャガイモを油で揚げたものが毎回出てくる。これは、フィッシュ&チップスが大好きなイギリス人兵士に出して評判上々だったものを、同じ英語話者のアメリカ人にも出したという裏話がある。 ...
- 作成日 2017年07月23日
- 36. MAS博物館 MAS Museum aan de Stroom
- (アントワープ)
- アントワープが接するスヘルデ川、北海につながる港湾など、海運の歴史をテーマにした博物館。かつてヘット・ステーン海洋博物館の展示物も受け継いでいる。アントワープの街を見下ろす絶景パノラマ・ビューポイントでもある。 アントワープ港の過去、現在、未来 中世フランダース地方の主要な貿易港はブリュージュであったが、15世紀以降、ズウィン湾に土砂が堆積し、大型船の運行が困難になってくる。 16世紀になると、アントワープが欧州の海運貿易の大拠点の地位をブリュージュから奪い未曾有の繁栄を誇るようになる。毛織物、香辛料、銀などが、国際的な貿易商の活躍で取引された。 ...
- 作成日 2017年07月05日
- 37. 肉屋のギルドハウス(楽器博物館) Museum Vleeshuis
- (アントワープ)
- 楽器というと、肉屋に一番なさそうなものである。アントワープの肉屋のギルドハウスでは、600年前から近世に至るまでの、劇場や舞踏会さらには街角で使われてきた楽器の数々を「Sounds of the City」(地下の常設展示)で披露している。もちろん実際の音も聴くことができる。楽器を演奏する人は楽しめる見学スポット。 16世紀の面影を残すギルドハウス この場所にある肉屋ギルドの歴史は古い。1250年にブラバント公により建て替えが依頼され、市の予算で建物が作られた。おそらく屠殺場として機能し、食肉産業の管理も行われたと考えられている。16世紀初頭に、ブラバント公は2倍の大きさに建て替えする許可を出す。このときは肉屋ギルドが全額負担し、肉屋およびギルドホールとして使われることになる。地上階の奥には「ギルド・チャペル」まで設置された。現代の私たちが目にしている建物は、この16世紀初頭の面影をしっかり残したものである。 ...
- 作成日 2017年07月03日
- 38. マイエル・ファン・デン・ベルフ美術館 Mayer van den Bergh Museum
- (アントワープ)
- ... 細密画 ポルトガル語による使い方の解説文がついており、ポルトガル王であるマニュエル1世のために作られたと思われる細密画。(ca. 1510-1515)。保存状態が非常によく、3万5500フランという大金で購入された。 美術館の歴史 収集家のフリッツが若くして死去してしまい、そのコレクションを所蔵展示する場所として、母親のアンリエットがネオゴシック様式の邸宅を建設した。 最初は私設の美術館だったが、1951年からアントワープ市が所有管理するようになった。 ...
- 作成日 2017年07月02日
- 39. アントワープ大聖堂 O. L. Vrouwekathedraal Antwerpen
- (アントワープ)
- ... 歴史 大聖堂の起源は10世紀にさかのぼる。最初は聖母マリアを称える小さな礼拝堂だったが、1124年に小教区設立後にロマネスク様式の教会になり、1350年から1520年の長い期間を経て大きなゴシック様式の教会になった。1559年にアントワープ司教区が設立され、教会は大聖堂に格上げされる。 長い歴史のなかでは災難に見舞われることもあり、1533年には大部分が火事で消失、1566年と1581年には偶像破壊活動で被害を受け、1794年にはフランス革命軍によって略奪、破壊された。 ...
- 作成日 2017年06月30日
- 40. 偉大な作曲家ベートーヴェンは「ベルギー人」?
- (音楽)
- ... ベートーヴェンの家系は15世紀まで遡ることができ、父方の祖先はベルギーのフランデレン地方の出身である。国境の線引は歴史とともに変化してきたが、現代の観点からすると、「ベートーヴェン家はベルギー系もしくはフランデレン系だった」という表現が正しい。 これについて、ベルギーの日本人社会の草分け、初代日本人学校理事長、佐藤澄雄氏が日本人会の会報に分かりやすくまとめた文章がある。先輩の残した遺産を紹介したい。 ...
- 作成日 2017年06月21日
- 41. ブイヨン城 Le Château-Fort de Bouillon
- (ワロン地方)
- ブリュッセルから車で約160キロ南に下ると、くねくねと曲がるスモワ川沿いに、小さくて可愛らしい町がある。それを見下ろす高台にそびえるのが、ブイヨン城。 このブイヨン城は「ベルギー最古のお城」と言われ、歴史文書に登場するのが988年。それ以前も城塞として使われていたと思われており、「最古」の称号は真実のようだ。 この城の主は、第一回十字軍における中心的人物として知られるゴドフロワ・ド・ブイヨン。異教徒からキリスト教の聖地を取り戻すべく、はるばる聖地エスサレムのある中東まで戦いに赴いた人物。ブリュッセルのPlace ...
- 作成日 2017年05月28日
- 42. ボルドー2017
- (旅行記)
- ... こうした高級シャトーの敷地は、非常に美しく整備され、もちろんシャトーの建物自体も歴史の威厳とお金の匂いをプンプンと漂わせている。ワインの木も樹齢が40年以上あろうかという立派な幹が堂々と畑に根を張っている様子が見えた。4月のこの時期、若葉から柔らかく小さな花のつぼみが顔をのぞかせている。 土壌の質により、味と香りが変わり、同じ葡萄の品種でも結果が変わってくる。 もちろん値段も変わってくるわけだ。 ...
- 作成日 2017年04月19日
- 43. アンビオリクス カエサルのローマ軍に立ち向かった蛮族の王
- (歴史)
- ... 「アンビオリクスは森や峡谷の隠れ場所に逃れ、夜にまぎれて他の地域、他の場所へ向い、護るものといえば四名の騎士より他になく、これらのものに命を委ねていた」 こうしてアンビオリクスは、アルデンヌの深い森もしくはライン川を渡ってゲルマン族のもとに永遠に姿を消した。彼を筆頭として、ベルギーの歴史を見てみると「反逆者」が英雄に祭り上げられることが多い。地続きのヨーロッパ大陸はどこも時代によって勢力地図ががらりと塗り替えられる宿命にある。特にベルギーは欧州連合の主要機関が設置されるほど、「どの大国からも近い」便利な場所にある。結果として、より強い外国に支配されていた歴史も多い。 ...
- 作成日 2016年11月09日
- 44. プリヴァ=リヴモンの《波》 建築家ポール・サントノワ邸
- (絵画)
- ... Raphaël Évaldre が、プリヴァ=リヴモン Henri Privat-Livemont の絵をもとに、サロンと階段に作品を残した。 サントノワは1952年に没するまでこの家に住み続け、数年後ハンガリーのカトリック教会が建物を購入し、現在に至っている。 ブリュッセル遺産デー Journées du Patrimoine 「様式のリサイクル」というテーマで繰り広げられた2016年の遺産デーでは、9月17、18日の週末、普段は一般に公開されていない歴史的な建造物97が公開されました。 ...
- 作成日 2016年09月20日
- 45. ヴィレールス修道院・美しい廃墟に出会う小旅行 Abbaye de Villers
- (ワロン地方)
- ブリュッセルから車で1時間弱の距離を南に走ると、森と麦畑に囲まれた自然のなかに、12世紀からの歴史を面影に残した修道院の廃墟が現れる。 建物のほとんどが壁や基礎部分しか残っておらず、崩れた部分には雑草や木が生い茂る「廃墟」となっている。美しい廃墟というと不思議な感じだが、日本でも廃墟ばかりを載せた写真集が出版されたり、失われたものに対する哀愁をテーマに旅行を計画することもあるだろう。修道院の敷地内を歩き回ると、ジブリ作品『天空の城ラピュタ』のような建物と自然が一体になった風景に出会うことができる。 ...
- 作成日 2016年08月19日
- 46. マルベーク駅の「オリーブの木」
- (コラム)
- ... 抽象的な表現で、民族や人種は明確に分からないが、なかにはスカーフを巻いた女性の顔もあり、興味深い。イスラム教徒の女性がかぶる布、ブルカ(ヘジャブ)のようにも見える。実際に無差別なテロ行為でイスラム教徒も犠牲者になった。 最近、マルベーク駅の改札内に、ファン・イネス氏の新たな作品が加わった。肖像画と同じ筆致で描かれたオリーブの木である。 オリーブは中東から地中海に抜けて広くポピュラーな食物であることは当然のことながら、歴史的にはランプの油としても使われたりと非常に有用な性質から、人間はオリーブにより深い意味合いを見出していた。 ...
- 作成日 2016年08月11日
- 47. Brasserie Ploegmans
- (ブリュッセル)
- 1927年創業の歴史ある街の食堂。昔ながらの庶民の味を楽しめる。骨董街のマロール地区、オー通り148番地。 BRASSERIE "PLOEGMANS" Rue haute 148, 1000 Bruxelles +32 2 503 21 24 サイト 日曜夜、月曜、祝日お休み いわゆる高級店ではなく、ブリュッセルの地元の人に愛される「定食屋さん」。知らない間に自然とリラックスします。ブリュッセルの街に溶け込んでいきたい方にオススメ。 ...
- 作成日 2016年06月09日
- 48. デリリウム・トレメンス Delirium Tremens
- (ベルギー・ビール)
- ... 同じくゲント郊外で作られるフルデン・ドラーク Gulden Draak に少々似ている。ただし、あれほど甘くアルコール度数が高くはない。デリリウム・トレメンスは8.5パーセント。 醸造所の歴史は1906年にレオン・ヒューグがメレに17世紀半ばから存在していたらしい醸造所を買収したことからはじまる。戦中、戦後と設備拡大と商品開発を繰り返し、デリリウム・トレメンスが生まれたのは1988年。3種類の異なる酵母菌を使用して、この独特な風味が生まれるという。 ...
- 作成日 2015年09月08日
- 49. マラー Malheur 12
- (ベルギー・ビール)
- ... 歴史 マラーの醸造所は元々が18世紀まで歴史を遡ることができる。ブリュッセル、アントワープ、ゲントの3都市のちょうど中間あたりに位置するバースローデ Baasrode という村に1773年に生まれたバルタザール・ド・ランツヘール Balthazar De Landtsheer が現在ブリュージュにある「半月」De Halve Maan 醸造所を創設した。それを受け継いだ息子エドワルドはバールスローデの市長にもなる。さらにその跡を継いだエマニュエルが1839年に現在の醸造所であるバールスローデ南部に ...
- 作成日 2015年08月16日
- 50. ブルフセ・ゾット Brugse Zot Blond
- (ベルギー・ビール)
- 思いのほか泡立ちがよくてビックリ。(下の写真は泡立て過ぎの失敗例です)アルコール度数6%と比較的軽い飲み口に、乾いた干し草のようなさっぱりとしたホップの香りが広がります。 ベルギーの北西に位置する中世の歴史都市ブリュージュの誇るビール。Brugseは「ブリュージュの」という形容詞、Zotは「愚か者/道化師」という意味です。(蘭語)ラベルの背景にはブリュージュの街並が見えます。このビールの製造は半月を意味するDe ...
- 作成日 2015年06月14日
- 51. ブリューゲル街道
- (絵画)
- ... ピーテル・ブリューゲルは16世紀に活躍した画家で、アントワープやブリュッセルで創作活動を行っていました。生涯に描かれた油絵で現存するのが40点ほど、その多くが農民の暮らしを描いたものでした。 ブリューゲルの風景は、あまりにもパヨッテンラントを想起させるため、《盲人たちの寓話》(1568年)の背景に描かれた教会がイテルベークにある聖アンナ教会ではないかと言われています。聖アンナ教会は13世紀まで歴史をさかのぼり、尖塔と身廊は16世紀に作られたものだといいます。文献が残っていない以上、この説はあくまでも憶測にすぎませんが、実際に教会の敷地内でパネルの絵と教会、あたりに地形を見比べると、なるほど、、、うなずかざるをえない信憑性があります。 ...
- 作成日 2015年03月22日
- 52. グルートゥーズ博物館 Gruuthusemuseum
- (ブリュージュ)
- ... di Pietà」に寄贈したという歴史があります。 この博物館を訪れる方は、ブリュージュの裕福な貴族がどのような生活をしていたのか、かいま見ることができます。特に注目したいのは「名誉の間 Erezaal」。由緒あるタペストリーと豪華に飾り付けられた暖炉、天井の梁の装飾が見事です。 【2019年5月末まで改装中】 Dijver 17, 8000 Brugge 観光局サイト https://bezoekers.brugge.be/en/gruuthusemuseum ...
- 作成日 2014年12月30日
- 53. ブリュージュ市庁舎 Stadhuis van Brugge
- (ブリュージュ)
- ... 正面外壁ファサードには自然石を使った古い部分と、16世紀から17世紀にかけて南方向に拡張された新しい部分があります。歴史上の人物の彫刻は、フランス革命時に多くが破壊されてしまったので、別の彫像に置き換えられました。 同様に1887年の火災で市庁舎内部の状態はかなりひどいものになりましたが、ブリュージュ出身の建築家ルイ・ドゥラソンスリー Louis Delacenserie の20年にも及ぶ大改修によって、1階(日本式:2階)の空間は美しいゴシック・ホールに生まれ変わりました。 ...
- 作成日 2014年12月30日
- 54. 聖血礼拝堂 Heilig Bloedbasiliek
- (ブリュージュ)
- ... 聖血礼拝堂サイト http://www.holyblood.com/?lang=en ※詳しいオープン時間は最新情報をサイトにてご確認ください。 オススメ図書 「ブリュージュ フランドルの輝ける宝石」(河原温・著/中公新書 2006年) 聖血の行列を含めて、ブリュージュの誕生から近代まで、歴史と芸術の側面から詳しく記した良書。フランダースの栄光と挫折の重要な歴史の証人であるブリュージュについて最高の入門書で大オススメです。 ...
- 作成日 2014年12月30日
- 55. マルクト広場 Markt
- (ブリュージュ)
- ... Guldensporenslag が起こります。これは現在のコルトレイク市近くでの戦闘。フランダース市民の組織した歩兵は、地形を活かしてフランスの騎兵を打ち破り、貴族の持つ黄金の拍車を戦勝品として大量に獲得します。フランダースの輝かしい戦勝の記憶として語り継がれている歴史です。このときブレイデルはフランダース軍に肉を配給し、戦闘にも参加したと考えられています。 その後、アティス=シュル=オルジュ条約 ...
- 作成日 2014年12月30日